2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

最後の授業は一寸法師

去年の秋から初めて受けた志貴野高校の特別授業は、 無事に全回休みなく出席して、昨日が最後の授業でした。 もっと高校生たちとも意見交換できるかと思っていたら、 社会人参加と言えども、そこは高校の正規の授業なので、 基本的には先生がずっとしゃべり…

「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す」

この本の著者、ジョセフ・E・スティグリッツは、 1995年から97年まで、アメリカ・クリントン政権の、 大統領経済諮問委員会の委員長を務めて辞任したあと、 2000年1月まで、世界銀行の上級副総裁を務めた経済学者です。 2001年には「情報の…

楽しい餅つき♪

たぶん、今ある場所での「まみあな」最後の餅つきをしました。 集まったのは、小さな子供を連れた若い夫婦とお婆ちゃんたち、 それに僕らのような、お手伝いがてらお楽しみの常連です。 ちいちゃい子を全部入れると、30人くらい集まったかな? 餅米はほと…

一番大切なのはおカネじゃない!

市民活動支援・協働推進講座の第2弾は、 くびき野NPOサポートセンター重嶋友子さんを招いて、 「ヒト・モノ・オカネをぐるぐるコーディネイト」 と題する講演と話し合いでした。 まず講師の重嶋さんが面白い。 挑戦的で、情熱的で、誤魔化すことをしない…

800兆円の重圧

先日、日本銀行が公定歩合の引き上げをしませんでした。 たぶん2月にも3月にも引き上げはないでしょうし、 はっきり言って、今この国は利上げできる力がないどころか、 来年も再来年も無理だろうと思われます。 どうしてか?ですって? この国の行政には8…

やっぱりこの海!

このところ何かとあわただしい。 と言っても、好きなことをしているのだから、 ありがたい忙しさではあるけど、ときには面倒にもなる。 まして今日は、時間調整に無理をして福祉センターへ行き、 「人権教育公開講座」に参加してきたんだけど、 わざわざ来た…

「アイ・ラブ・ユー」

今年話題になりそうな映画の一つに、「日本の青空」があります。 日本国憲法を創案した、憲法学者の鈴木安蔵を取り上げた映画で、 これを平和映画祭で上映したいと思って電話したら、断られました。 どうしても上映したいと思えば、方法はあったかもしれませ…

女性が考える地域作り

高岡ウイングウイングの男女平等推進センター会議室で、 女性地域づくり実行委員会の主催による意見交換会、 「これからの地域づくり(まち・道)について」 が催されたので、お手伝いを兼ねて参加してきました。 参加者は、女性中心の一般市民を(要望者)…

そのまんま東さんのわかりやすさ

宮崎県知事選挙で、そのまんま東さんが圧勝しました。 邪悪な大蛇顔の男も選挙応援に来ての、政党推薦者が並び、 北陸からは遠いと言えども、宮崎県はどうなるのか気掛かりでした。 それが大方の予想を裏切るように、政党候補者の総崩れです。 あらゆる政党…

高岡市の協働推進講座

高岡市で「市民活動支援・協働推進講座」が始まりました。 主催は、高岡市・講座企画市民委員となっていまして、 高岡市の市民協働課が音頭を取って外部団体が企画したのかな? 講座を開いて欲しいとの要望を受けて、市が動いたのかも知れない。 昨日、内山…

風邪ひいちまった!

明日は大寒だというのに、風邪をひいたらしい。 昨日は朝から、背中にいや~な悪寒が走って、 日中は図書館へ行ったら、水洟が止まらないので、 早々に引き上げて、家でDVDの映画なんか見ていた。 書きたい原稿があるのに、頭がまったく働かない。 胃の具…

「ザスーラ」

まず原作の Chris Van Allsburg がすばらしいですね! 上に紹介した写真は、魅力的な原作絵本の表紙ですが、 彼は「ジュマンジ」「The Polar Express」の原作者でもある。 僕はこの3作品を、本ではなく映画で見ていますが、 機会があれば「魔術師アブドゥル…

暖かい?大寒間近!

あと三日で大寒だというのに、暖かい日が続いています。 もう4月上旬の暖かさだとかで、写真のとおり。 例年ならこの時期は雪で覆われている田んぼだって、 草のみどりが感じられるようになってしまいました。 「不都合な真実」なんて映画も公開されている…

ひとりの子どもが流す一滴の涙の代償として

大江健三郎さんの本を久しぶりに読みました。 本の題名は「伝える言葉・プラス」ですが、 2004年から06年に掛けて彼が何を考えていたか、 およそのことが、この本の内容からわかります。 そこには彼の生涯のテーマとなっている二つのこと、 一つは息子…

自己肯定感と他者共感

高岡のウイングウイング6階の会議室で、 「子どもの安全・安心と支援のあり方」と題して、 早稲田大学文学部教授 喜多明人さんの講演がありました。 (子どもにやさしいまちづくりのために)と副題があったので、 子どもの問題と言うより、大人が作っている…

川田龍平さんの立候補

今年は統一地方選挙と参議院選挙が行われる年なので、 すでにさまざまな人が立候補を表明して、選挙活動が始まっています。 投票したい選択肢がない場合には投票しないことも多かったのですが、 今年は自民党が憲法を変える手続きに入ろうとしているので、 …

パセリの森

国道41号線沿いにある「パセリの森」へ久しぶりに行ってきました。 「ガイアシンフォニー6番」の試写会をするという情報と同時に、 来月2月には「パセリの森」が閉鎖されてしまうと聞いたので、 これはどうしても顔を出しておきたいと思ったのです。 パ…

二つの夢に見る愛と死と孤独

昨夜テレビで「ミリオンダラーベイビー」をやっていました。 この作品を映画館で見た同じ頃に「空を飛ぶ夢」も見ている。 二つの作品は、どちらも最後は死ぬ自由がテーマになります。 当時も僕は自分のHPにその感想を書いているはずだけど、 今回は少し違…

弱者いじめの税源移譲

今年の3月から税制が変わるようです。 名目は地方自治の推進を目指した三位一体の改革で、 実は、またしても大変な弱者いじめが始まります。 それは税源移譲というきれいな名前が付いており、 政府の説明では、増税はまったくないことになっている。 たしか…

死性生志の頃

僕はものごとを丸ごと記憶するのは苦手だけど、 さまざまな鍵から物語を紡ぐのは得意にしている。 だから僕が書くものはいつも物語性と無縁ではない。 本を読んで尊敬するようになった丸山圭三郎は、 「生命と過剰」第二部の「ホモ・モルタリス」の中で、 生…

志貴野高校の授業

高岡市が主催する、「高校生と学ぶ特別講座」で、 去年の秋から「身近な古典文学」を受講しています。 去年は今昔物語を中心に、男と女の話が中心で、 年が明けた今日は、今年最初の授業だったのですが、 御伽草子から、一寸法師の話を聞いてきました。 この…

立川志の輔

図書館から落語のCDを借りて聞くようになって、 今は亡き古今亭志ん朝の名人芸に恐れ入ったものですが、 今はまた、立川志の輔を聞いて話芸の面白さに顔がほころぶ。 この人は、同じ富山県出身のよしみで親しみは感じていても、 NHK「ためしてガッテン…

神様ネットワーク

欧米の一神教に対するアジアの多神教とは言うものの、 それでは多神教とはどのように成り立っているのか、 せめて自国の事情くらいは知っておこうと思い、 日本神話に詳しい戸部民夫さんの「神社のルーツ」 (血統から探る「神様ネットワーク」)を読んでみ…

鳩間島

「瑠璃の島SP07初恋」を見ました。 撮影されているシーンのほとんどが鳩間島で、 そう大きくないこの島に何度も行ったことがある僕は、 どこで撮影されたかまで、だいたいはわかる。 このドラマが放送された頃から、足が遠のいたけど、 鳩間島はこぢんまりと…

おだやかな正月

大晦日からずっと、陽射しのある天気が続いています。 3日だけ少し雨が降りましたけど、その他は晴れました。 青森のスキー場では、雪が少なくて競技会が延期だとか。 それはたしかに困るでしょうが、異常な気象も心配です。 自然農にとって、環境破壊ほど…

記憶の彼方から

僕のもっとも古い記憶は、4歳前後のことで、 まだ改築される前の家の裏庭に、納屋があって、 そこで遊んでいたときに、幽霊が出ると脅かされたこと。 それから鶏が一羽飼われていて、その卵を取ったこと。 あるいは父親の自転車に乗せられて、庄川町へ行っ…

再生へのプロセス

三ヶ月前に、車のドアで薬指を潰してしまいました。 ちょうど爪の根元あたりで、内出血を起こしてしまい、 潰してすぐよりも数時間後に爪の半分近くが真っ黒になって、 ドアの当たったところだけが、マーキングしたように白い。 その白い部分が、ひと月ふた…

ワンダーランドへ

百人百様、さまざまにあるどんな人生においても、 男と女の関係ほど重要なものはないだろうと感じています。 それにも関わらず、正面切って取り上げることが少なかったので、 これを一つのコーナーにしてみようと思いました。 今一人暮らしの僕は、誰に遠慮…

「007カジノロワイヤル」+アルファ

今年は気がつけば007イヤーってことで、 元旦に新作を見に行きましたが、面白かったです。 僕は子供の頃に「ロシアより愛を込めて」を見て以来、 007シリーズは欠かさず全作品を見ています。 その中でも今回の作品は、最高傑作の一つでしょう。 最初か…

ダイアモンドの輝き

あけましておめでとうございます 昨夜は、恒例になった除夜の鐘突きふるまい蕎麦の お手伝いに行って、真夜中の1時過ぎに帰宅しました。 そのままゆっくり好きなだけ寝ているつもりでしたのに、 なぜか夜明けと共に目を覚まして、起き抜けました。 初日の出…