#国際経済

町内で家解体がありました

町内で、古い家の解体作業がありました。 僕が子どもの頃からあった、家の一つですから、 たしかに古いのでしょうが、さみしい気がします。 ただし今回は、遠くへ引っ越すわけではなく、 同じ町内の別の場所に、新しい家を建てて引っ越す。 普通に考えれば、…

「トマ・ピケティの 新・資本論」

昨年の暮れに、ピケティの「21世紀の資本」を読もうとして、 だけど5,500円は高価なので、図書館へ行って探してみました。 しかしその時点では、南砺市中の図書館には入っておらず、 とりあえず希望は出しておいて、さてどうしようかと思ったら、 も…

円高が止まるには

最近のテレビや新聞を見ていて、不思議に思うのは、 当然のことと思われる円高を、どうして大騒ぎするのか、 それでいて、原因については当を得た指摘がない。 すでに、経済拡大が人を幸せにする時代は終わって、 これからどのような社会を目指すべきかを考…

ユニクロの成長と限界と可能性

僕は現代の企業活動には、大きな疑問を抱いているし、 個々の企業のことを、どうこう言うつもりもないのですが、 ユニクロのファースト・リテイリングには、関心があります。 それは十数年前に親しかった友人が、興味を持っていたことから、 その後の拡大す…

マネー資本主義を超えて

NHKスペシャル「マネー資本主義」の第4回は、 「ウォール街の“モンスター”金融工学はなぜ暴走したのか」 と題して、金融投資のリスクを数学的に解消する手法が開発され、 これによって世界中から資金を呼び込んだ金融商品が、 やがてサブプライムの躓き…

「ザ・バンク」

原作は「The international」で、内容は単に銀行に止まらず、 世界中の人が逃れられなくなっている、金融経済システムの話です。 物語は、internationalな巨大銀行IBBCの違法行為を暴くため、 インターポール捜査官のサリンジャー(クライブ・オーウエン…

日本外交とリーダーシップ

高岡法科大学で行われている、富山県寄附講義は、 去年は冤罪の話しが、タイムリーで興味深かったけど、 今年は「日本外交と科学技術リーダーシップ」が面白かった。 これは、京都大学工学研究科の竹内佐和子さんの講義で、 国際的にポスト京都議定書の将来…

「世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す」

この本の著者、ジョセフ・E・スティグリッツは、 1995年から97年まで、アメリカ・クリントン政権の、 大統領経済諮問委員会の委員長を務めて辞任したあと、 2000年1月まで、世界銀行の上級副総裁を務めた経済学者です。 2001年には「情報の…