2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「言葉の力」

正確には、「音の経験・言葉の力 第Ⅰ部」という本で、 なにげなく読み始めたら、長く読み終わらない本になった。 読んでいるうちに、次々とイメージが膨らみ始めて、 ところによっては、一日で1ページが読み終わらないのだ。 たとえば、「私は嘘つきだ。」…

高岡市長との話し合い

北陸平和映画祭実行委員会は、その後、 「ぴ~す・フイルム・ねっと」と名前を変えて、 高岡市の「Eネット」参加団体となりました。 僕は代表を降りて、自由に動かせてもらっています。 今回はEネットで橘高岡市長との話し合いがあり、 僕も奥野さんと二人…

「終わらない物語ーアビバの場合」

またまた不思議な興味深い映画に出会った。 前衛的な作風の、トッド・ソロンズ監督作品で、 「終わらない物語ーアビバの場合ー」と言うもの。 去年の6月にシネマライズで公開されたらしいけど、 僕はまったくこの映画を知らなかった。 なんとなく面白そうな…

夢と言葉のワンダーランド

チョムスキーの言語学に刺激されて、 言葉の意味について改めて考えるうちに、 新しい世界が広がって見えてきた気がする。 「初めに言葉あり」なんて言い回しもあるけど、 人はなるほど言葉によって初めて「人」であり、 本来自然界にはない「言葉」を抜きに…

番組モニター

放送局が作るテレビ・ラジオの番組に対して、 いろいろ疑問に思うことがあっても関われるわけではない。 そう思っていたら、番組モニター募集をやっていたので、 ためしに申し込んでみたら、モニター員になりました。 その説明会で放送局まで行って来ました…

「WALKABOUT 美しき冒険旅行」

1971年の制作だから、35年前の作品なのに、 今見ても年代を超えた魅力のある映画だった。 実はもうだいぶ昔に東京で予告編を見て、 是非みたいと思いながらずっと忘れてしまっていた。 それが TUTAYAの100円サービスディで、 普段は見ない旧作の棚…

全部繋がって わからないことばかり

この10日間ほどを振り返ると、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ○「関組長の話」を聞きに行く。 ○「ガーダ・パレスチナの詩」を見にシネモンドへ。 ○「鎌仲監督や古居監督との話し合い」に参加。 ○「ぴ~す・フイルム・ネット」の定例会…

高校生の演劇発表会

高岡地区高等学校「演劇発表大会」を見てきました。 昨日他の用事でウイングウイングへ行ったときに、 たまたまエレベーターで降りる階を間違えたら、 左手に受付と、正面に大きなプログラムがあって、 呉西地区6つの高等学校が発表会をやっていると知り、 …

今年も稲刈り

今年も稲刈りの季節になりました。 僕は春に苗を(すずめ?)取られてから、 早稲種のフクヒカリを育てて植えたのですが、 そのとき植え忘れた黒米を、深く考えもせず、 フクヒカリの間に筋植えしてしまったら、 大変なことになりました。 早稲のフクヒカリ…

「日本沈没」

19日は朝7時に家を出て、姉を高岡駅まで送り、 ちょうどTOHOフレックスの開業記念日とかで、 ロードショーが1000円で見られると言うし、 夜にはまたウイングウイングまで来る用事があったので、 今日はそのまま一日じゅう高岡で過ごすことにする…

寺のまちアート inいなみ2006

一人で暮らしていると、いつのまにか町の行事に疎くなる。 この連休は、自分の町で「寺のまちアート inいなみ2006」 なんてのをやっているのを、すっかり忘れていた。 たまたま帰郷していた姉が近所の人から聞いてきて、 そう言えばそんな催しがあるのだ…

「ガーダ・パレスチナの詩」

シネモンドで、古居監督の「ガーダ・パレスチナの詩」と、 鎌仲監督の「六ヶ所村ラプソディ」が上映されて、 今日はその両監督の話も聞けるというので行ってきました。 映画は「ガーダ・パレスチナの歌」を見て監督のトークを聞き、 そのあとNPOセンター…

関組長の話

国会でロビー活動をしている関組長のお話会があったので、 ウイングウイング6階の会議室まで行って来ました。 以前にも話は聞いたことがあって、ほぼ同じ内容でしたから、 僕自身はそれほど新鮮な刺激を受け取ることが出来ず、 むしろ何かうまく言えない違…

「イル・ポスティーノ」

久しぶりに、大好きな映画に出会った。 マイケル・ラドフォード監督のイタリア映画で、 「イル・ポスティーノ」(郵便配達人)というもの。 たまたまTUTAYAで見つけたけど、それまでは、 予告編はおろか、映画雑誌でも情報を見たことがない。 そんな映画をど…

岩石ダルマ

実はshionさんのブログに金剛石林山の写真が載っているのを見て、 僕が写した写真の一枚をどうしても載せておきたくなりました。 この写真は、金剛石林山の中にある遊歩道を歩いているときに、 たまたま撮った風景の中に紛れていた岩石の顔です。 ブログの既…

「ことば」

チョムスキーの言語学に触発されて、 「ことば」そのものに関心を持っていたら、 そのものズバリ「ことば」って本を見つけました。 内容に言語学の歴史もまとめられていましたので、 思わず買って読んでみました。 第一章 言葉から何を学ぶか 加賀野井秀一 …

ヤマザキヤマト&じぶこん・ライブ

久しぶりに、まみあなでライブがあったので行ってきました。 まみあなの米ちゃんとタケちゃんが企画したコンサート・ライブで、 珍しい打楽器を使ってオリジナル曲を歌うヤマザキヤマトさんと、 アップテンポな曲が心地よい女性ボーカルを含む4人組のじぶこ…

5年目の911

2001年の911事件から5年が経ちました。 この間には僕の人生にも大きな変化があったので、 振り返って思うことを書いておきます。 あるとき自分の命を自由に生きたいと思い、 会社を辞めて田舎生活を目指したのが99年のことでした。 それから2年間…

「人生のほんとう」

去年の暮れに、この10年間で一度だけ週刊誌を買って、 せっかくだから紙面の記事を全部読んでみたときに、 2006年を考えた12人の論客が書いた文章を読んで、 「あっ!」っと腑に落ちた唯一の人が池田晶子さんでした。 それ以来、今年になって今まで…

豊かさの秘密

夕食の時間に「サイエンスZERO」を見て、 終わったあとで無造作にチャンネルを変えたら、 2家族が10万円で何を楽しむかの違いを見せていた。 なにげなく見たので、あまり正確な記憶ではないけど、 一家族は年収400万円ほどの家族5人で、 もう一家…

考える

このところ夏の疲れをおさめようとして、 家でのんびりしている時間が多くなっている。 その間は本を読んだり映画を見たりしているけど、 それ以上に考え事をしている時間が多いかもしれない。 池田晶子さんの本などは10分ほど読むと、 そのあと30分ほど…

井筒監督の「映画と人生」

高岡市民教養セミナーってことで、 井筒和幸監督の話を聞きに行ってきた。 彼の監督作品はあまり見ていないし、 過去の作品は特別見たくもないけど、 「パッチギ」は間違いなくいい映画だった。 その監督の話は聞いてみたかった。 最初に映画を作ったときの…

源氏物語を読む会

月に一度の、源氏物語読む会に参加してきました。 今年は春から、日本文化の見直しをしていまして、 ちょうど言語学に関心を持ち始めたことからも、 友人が集まりを開いていると聞いて参加しています。 僕自身は3回目の参加ですが、会そのものは、 もう10…

身体との対話

昨日の朝から久しぶりに本格的な雨が降り続いている。 8月6日に僕が井波に戻って以来初めてかもしれない。 朝晩は涼しさを通り越して長袖を身につけたいほどだ。 いよいよ秋本番で家の中で過ごす時間が長くなる。 先日来急ぎの作業で夜更かしをすることが…

「ある子供」

いい映画には、いつもどこか不思議さがある。 ダルデンヌ兄弟が作る映画はいつもそうだ。 人物のセリフは最小限に抑えられているので、 言葉以外の情景やストーリーから読みとらないと、 何がなんだかわからいことが起きたりする。 だから、おやっ?、あれっ…

もう一つの世界?

「助けて!」と叫んで目が覚めた。 間違いなく声に出して叫んでいた。 サスペンスの作り話ではない。 僕は時々真夜中に寝言を言うようで、 一緒の部屋で寝ている人がいると、 そんな僕の寝言を聞くらしい。 そう教えられてはいたけど、 今夜ははっきりと叫ん…

山の動く日

「高岡市男女平等推進センター登録活動団体ネットワーク」 なんて長い名前を「Eネット」にして、Eフェスタが行われました。 その最終日が今日で、MASAさんのジャズ・ライブがありました。 生でジャズを聴くのは、新宿ピットイン以来の久しぶりで、 お酒…

秋の気配

9月はどうして長月って言うのでしょうか? 夜長月を言うのであれば10月でしょうけど、 そこは人の感じ方として思いをたどれば、 たしかに日増しに夜を長く感じる日々です。 一週間前には夜が寝苦しかったりしていたのに、 この数日は本を読んだりネットを…