2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧
言葉ってさ、不真面目に使っても通じないけど、 杓子定規に生真面目すぎても心ってものが通じない。 まじめなんだけど、ちょっと遊び心のある方が、 相手の心に染みて感じるものだって気がしている。 考えてみれば、その典型がキャッチ・コピーだよね。 「お…
この章だけは、他の章に比べると極端に短い。 しかも次に来る最後の第10章は、追加版になっていて、 実際のインタビューは、一旦ここで終わる形になっています。 すなわちここが本来のインタビューの最後だと言えるでしょう。 その最後にイリイチが話した…
一夜明けると昨日のことがよく見える。 ステファン・スズキさんのお話を聞いた時に、 何かどうしようもない違和感を覚えたのが、 いったい何だったのか今朝になって見えてきた。 デンマークの人たちが経済的に裕福であるとして、 日本もそうなるにはどうした…
富山市の「ボルファートとやま」で、 「風のがっこう富山実行委員会」主催の、 環境市民学会が催されたので行ってみました。 最初に基調講演をされたのは、富山県出身で、 国立環境研究所の所長をされたこともある、 富山国際大学教授の石井吉徳さんでした。…
22日の打合せ結果を得て、 候補になった作品の配給元と交渉し、 ようやく概要が決定したのでお知らせします。 「北陸平和映画祭」(仮称です) 日時:5月3日(憲法記念日)午前10:30頃から 場所:高岡駅前ウイングウイング4階ホール(400人収容…
NHKで「知るを楽しむ」の再放送を見ていたら、 石井竜也が岡本太郎の人物像を紹介していた。 大阪万博の太陽の塔で一躍有名になった芸術家だけど、 戦争前から戦後にかけての履歴を見ていると、 戦争期を過ごした強い歴史性を感じないではいられない。 芸…
イリイチによると、人類には二度目の分水嶺が迫っている。 一度目は、人々が話し言葉で情報のやりとりをしていた時期に、 文字で書き留めるアルファベット化によって始まったもので、 科学的であるとか理論的であるとかは、この時期の産物になる。 それまで…
毎週火曜日はAPITAの特売日! それを意識してか、シマヤも安い! と言うわけで、食料品の買い出しです。 食パン=99円、ガンモ3枚=99円、 もずく3パック=99円、うどん=18円、 金時煮豆=99円、手作り揚げ=99円、 納豆3パック=88円、大…
2006年、ダライラマの年頭メッセージ、 読んでみるとなかなかいいので転載しておきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●「生き方」インストラクション 1.大きな冒険を伴う大いなる愛と行いを大切にしなさい。 2.失うものはあっても、与え…
昨夜は小杉の友人宅でしこたま飲んで、 そのまま泊めてもらって朝帰りをした。 気温が低くて快晴の屋外はキラキラと輝いて美しい♪ 寒いのは嫌いだけど、この美しさで何でも許せるぜ! 40分ほどのドライブをして帰ってくる道すがら、 我が家のある町に近付…
明日は、上映会場候補にしているウイングウイングで、 初めての顔合わせミーティングを行います。 ここへ来てようやく活発な意見も出るようになって、 上映候補の作品にも変化が出てきました。 きくちゆみさんの「ピース・フィルム・メドレー」は、 やっぱり…
ギリシャ時代、需要と供給に合わせて値段を変える商売を、 アリストテレスは、慎みのない徳のない行為として憂えていた。 それ以来二千年の間、交易と市場の売り買いは慎重に分けられ、 それぞれの文化内での市場は注意深く規制、制限されてきた。 それがホ…
Yahoo!の無料姓名鑑定で、 今年の運勢を占ってみたら、 こんな結果を言い渡された。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2006年からの幸福をしっかりとつかむためには、 あらゆる誘惑に十分注意をすることです。 選択肢はつねに困難なほうを選ぶこ…
このところ晴れの天気がちょくちょくあって、 気温も4℃、5℃にまで上がったりするから、 先日までの大雪で積もっていた雪が一気に減った。 だけどまあ、ほとんど外には出掛けない。 自分の体が低温になれてきたのはいいけど、 それと平行して、動く気がしな…
イリイチは道具の研究を進める中で、重大な事実に気付きます。 それはどんな原始的な文化においても、それぞれの社会において、 男性が手にしてよい道具と女性が手にする道具とに境界線があり、 さらに日々の暮らしや場所にも男女の境界線があるってことでし…
古い作品だけど、久しぶりにフランス映画を見た。 不倫物を描くのが得意なルイ・マル監督のもので、 この映画では、父と息子が同じ女性を愛してしまう。 父親役のジェレミー・アイアンズのことも、 息子と婚約するジュリエット・ビノシュのことも、 どんな俳…
人間にとって一番の喜びや楽しみはと言えば、 自分が好きになった人を少しでも見たい聞きたい、 ちょっとでも触れていたいってことでしょう。 だけど男と女の関係においては難しいこともある。 男であり女であるがゆえに強く惹かれながら、 男と女であるがゆ…
ETV特集で「お寺ルネサンスをめざして」 と題した番組をやっているのを偶然に見た。 ・應典院(大阪・浄土宗)・妙光寺(新潟・日蓮宗) ・神宮寺(松本・臨済宗)の実例を出しながら、 新しいお寺の役割と可能性を探る番組だった。 お寺に対する期待は何…
この章ではイリイチを理解する上で特に重要な概念が出てくる。 それは現代人が盲信している「価値」に代わる「善」の概念です。 これをあまり短絡的にわかったような気分になると間違えるので、 有価値なこととはどんなことかを検証するために賃金を持ち出す…
桜井亜美の空想恋愛小説ってものでしょうか。 読んでいて現実感がないし、新鮮なわけでもない。 それじゃなぜ最後まで読んでしまったかと言えば、 こうした感覚でしか今を捉えられない人たちがいる、 その一点で何かを表現していると思えたからです。 美大に…
僕は映画が大好きです。 自分では直接見られない多くのことを、 映画を通して、見て聴いて、楽しんできました。 実生活では有り得ない刺激とか感動も味わい、 学校では学べない多くの事も学びました。 そんな楽しみを多くの人と一緒に分かちあい、 本当の平…
大雪も一段落して、気温も上がり、 静かにしていると水音がよく聞こえる。 春を思わせる、嬉しい雪解けの水音だ。 山間地では雪崩も心配になるだろうけど、 まずは多すぎる雪が溶けてありがたい。 こんなやや暖かい日に歌会始があった。 世の中には皇室を嫌…
少なくとも今の日本で、誰もが等しく認める価値と言えば、 健康ブームと呼ばれるとおり、心身の健康に関するものでしょう。 子どもからお年寄りまで、健康のために多大な努力を惜しまない。 だけどこの健康に対する概念は昔からあったわけではなさそうです。…
成人式を週曜日で設定するのにあきれてみても、 現代の成人式は歴史など関係ないのだから仕方がない。 学校教育で培ったロボット型人間形成の総仕上げの儀式、 そう考えれば、反発する若者が出てくるのもあたりまえ。 20年前、30年前にだって、反発する…
10年ぶりくらいで週刊誌を買いました。 「911ボーイングを捜せ」が特集されている。 そう知ったので、どんな記事になっているのか、 やっぱり気になって買いました。 91年の、9.11同時多発テロが、 実はアメリカ政府の陰謀だったのではないか、 と…
普段はのほほんと暮らしているのですが、 今日は久しぶりにハードな一日を過ごしました。 午前6時起床。 もう明るいかと思っていたのに、 低気圧の影響かまだ薄暗い中で活動開始。 人が下を通らないよう隣の家の前に車を止めて、 冬用の防水作業着で完全装…
イリイチはやがて「コンヴィヴィアリティのための道具」で、 人が使う道具には、その道具が持っている意味があると言い出します。 この道具に関する考察を進める中で、日本にも注目するのですが、 不幸なことに、日本ではこの意味が正しく広まりませんでした…
とうとう積雪が4メートルを超えたところがあるとか。 雪が多すぎて休業になったスキー場もあるとか。 鉄道もバスも、公共交通機関は軒並みストップして、 半世紀前のように陸の孤島になっているところもありそうです。 でもまあ、同じ雪国に暮らしていても…
酒見賢一の小説を読むのはこれが初めてです。 これは全部読み終わるまで知らずにいたのですが、 この小説は第1回ファンタジーノベル大賞を受けている。 この賞を取った取った作家は実力者が多いようだけど、 第6回の受賞者池上永一がその後書いた「風車祭…
昨夜の教育TVで、珍しい映画をやっていた。 2002年6月30日のFIFAワールドカップ決勝戦当日に、 ヒマラヤのブータンで、最下位を決める試合が行われていたのを、 この映画はそのきっかけから丁寧に取材して作られていた。 アザー・ファイナルの…