2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【北陸平和映画祭】 呼びかけ♪

以下の文章をもって、 北陸平和映画祭の呼びかけをはじめました。 何か進展があったときには記事を書きます。 ==================== 今年も大晦日になりました。 2006年は憲法改正論議も含めて、 この国にとって大きな転換期の年に…

(1)教育という神話

この「生きる意味」はデビッド・ケイリーが書いており、 晩年のイリイチにインタビューしたものをまとめている。 そのために、必ずしも論点が整理された話ではない。 ケイリーはそうした観点は序論で前もって整理しておいて、 本編では極力自由な対話を記録…

パキスタンの雪

10月8日にパキスタンで起きた地震は、 マグニチュードが7.6という巨大地震で、 特に北部山岳地帯は大きな被害だと聞いている。 その山岳地帯も厳しい冬の季節を迎えて、 例年だと今頃は雪に埋もれているはずなのに、 今年はまだあまり雪が降っていない…

「ラダック(懐かしい未来)」

ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ著:「ラダック(懐かしい未来)」 本として読んだのが去年の春先で、とても共鳴する内容だった。 その後「懐かしい未来:ラダックから学ぶ」としてビデオが出たので、 さっそく取り寄せて鑑賞したのが、今年の5月だったと思う。…

石黒家の餅つき

28日に石黒家で餅つきがありました。 石黒家は山の中にあって電話も通じないところだから、 最近の大雪で道路状況がどうなっているのかわからない。 うっかり自分の軽四で行くのは心配だったので、 左官屋大将の車に便乗させてもらうことにしました。 連日…

「生きる意味」・序論Ⅲ

さて今回はケイリーが書いた序論の最後です。 彼が書いたジェンダー以降のイリイチ発言をみると、 大きな流れとして歴史の再検証が重要になり、 二つの分水嶺の話が全体を貫く鍵になっています。 いわば最初の分水嶺が拡大のメリットをもたらし、 それが過剰…

フィギアの魅力

世の中には様々な遊びがあるけど、 高得点を競い、勝敗を争うゲーマーよりは、 フィギアや萌えに夢中になる人の方が好きですね。 この場合のフィギアとは人形のことだけど、 スケートのフィギアは人間のフィギアでしょう! 高い運動能力はもちろん必要だろう…

環境省のESD

23日に、早朝からおにぎりまで作って富山へ行ったのは、 環境省主催のESD(Education for Sustainable Development) イベント「手をつなごう!風をおこそう!」に参加するためでした。 その内容を記事に書こうとしたのですが、書きたいことがない? 1…

今年のベスト映画

今年もたくさんの新しい映画が公開されましたね。 その中から分野別に、もっとも良かったものを選んでみました。 それぞれ、こんなすばらしい映画を見られたことに感謝します! 皆さんもベスト映画を選んでコメントしてみてください♪ 洋画:「亀も空を飛ぶ」…

「生きる意味」・序論Ⅱ

イリイチの内容を検証するのになぜ解脱なのか? 不思議だと思う人もいるかもしれませんが、 社会の常識に真っ向から疑いを持って検証し、 脱学校から開発批判、コンヴィヴィアルな道具へ、 と広がっていくイリイチの社会理解を見ていると、 常識からの解脱を…

凍った雪道でスピン!

午前中から富山で用事があったので、 僕にしては珍しく7時に起きて準備して、 8時には家を出て車を走らせていた。 通称サンゴクの359号線を走りながら、 写真の通り路面が凍っているようだったので、 注意はしていたんだけどダメだったよ! 道路の左端…

キャンドル・ナイト

今夜は冬至でキャンドルナイト♪ そんなことは誰が決めたか知らないけど、 ネット社会ならではのイベントですね! 今あるものをセーブして楽しんじゃうのは、 遊び心を学ぶ上で、大切な技ですよ。 http://www.candle-night.org/2005winter/home.html このペー…

「ロード・オブ・ウォー」

「ターミナル」や「トゥルーマン・ショー」を監督した、 アンドリュー・ニコル監督による社会派ハリウッド映画。 実在した武器商人を描いた「ロード・オブ。ウオー」を見ました。 予告編を見て面白そうだと思い、すごく期待していたんだけど、 まあ、これが…

おもい雪

先週月曜日から降り出した雪は、 12月としては記録的な大雪になって、 我が家の小さな庭にもしっかり積もった。 この雪は湿り気が多くて重いので、 何も手当をしていない庭木の中には、 雪の重みですっかりしなだれた枝もある。 この写真は2階窓から写し…

遊ばれる人たち

昔から人は踊ったり飾ったり抱き合ったり、 いろんな事をして遊んでいたことは間違いない。 商品が何もなかった時代でも人は遊んでいたし、 現代でもこども達は上手に遊びを見つけだす。 そこには商品もなければお金も必要ないし、 誰だって同じように好き勝…

「生きる意味」・序論Ⅰ

インタビュアーのデイヴィッド・ケイリーは、 イリイチが生涯を通して何を訴え続けたのかを、 この序論を使ってわかりやすくまとめています。 イリイチが残した業績のダイジェスト版とも言えるので、 まずはこの部分を検証しておく必要がありそうです。 ここ…

地球温暖化による大雪

この十年間に、富山では雪の降る量が少なくなって、 地球温暖化も少しはありがたいこともあるんだな! と無邪気に思っていましたわさ・・・ ところが、 今年の記録的な大雪は、温暖化による海面温度上昇で、 この時期になっても冷たくならない日本海の海面か…

「なぜアメリカは戦うのか」

家の外は大雪で、家にいてたまたまNHKの番組を見ていたら、 「なぜアメリカは戦うのか」って番組をやっていました。 ハイビジョン放送されたものを総合で再放送していたようです。 内容はまるで「戦争中毒」のイラク版を見るような番組でした。 ウソのト…

遊びとゲームの違い

「遊び」ってさ、 すでに自分に身に付いてあることを、 ちょっと余裕を持たせてやることだと思うんだ。 それがないと窮屈で疲れちゃうでしょう。 自動車のハンドルだってそうじゃない。 ハンドルには必ず「遊び」があるから、 ちょっとくらいいいかげんにハ…

「生きる意味」を読み始める

イバン・イリイチの「生きる意味」を読み始めたら、 今まで自分が学んだことを纏めておきたくなりました。 70年代に、絶望する学生だった僕にとって唯一の希望、 それは山本哲士さんにイリイチを教えられたことでした。 その後イリイチは「脱学校の社会」…

記憶を失うと魂は?

「私の頭の中の消しゴム」って映画があって、 それを見たときに、気になるセリフがあった。 こまかい言い回しまでは覚えていないけど、 ヒロインのソン・イェジンが自分の病気を知って、 次第に失っていく記憶のことを恐れるときのセリフ。 「記憶を失うと、…

「イン・ハー・シューズ」

このところ派手なハリウッド映画は、 気晴らし以外には見る気になれないけど、 「イン・ハー・シューズ」はお勧めします。 これは僕がお勧めする映画としては珍しく、 北陸でもロードショー公開されていますね♪ この映画は、今月初めの映画の日に、 「エリザ…

大雪の恐れ!

月曜日の夜から降り出した本格的な雪で、 今期初めて家の前の除雪をやった。 そのまま雪は止む気配を見せないし、 週間予報を見ても雪だるまが並んでいる。 まだ12月中旬だからちょっとやばくない? このまま降り続いて溶けなかったなら、 年末年始は大変…

まみあな感謝祭

ことしも無事に「まみあな感謝祭」を終えました。 毎年順調であったことなどないんだけど、(^_^;)) 今年は、秋にまみあなのお婆ちゃんが亡くなって、 マリィとアントたちがぎくしゃくしたこともあって、 一時は準備も進まずどうなることか心配もしたけどね…

「人はなぜ恋に落ちるのか?」

「人はなぜ恋に落ちるのか?」(ソニーマガジン) アメリカの人類学者ヘレン・フィッシャーの著書で、 「恋と愛情と性欲の脳科学」と副題が付いている。 人の恋愛も動物の恋愛も同じ化学物質の作用として、 統計と実験の分析結果を元に書いているのが面白い…

寒くてかなわん!

先週末に東京から戻って以来ずっと、 北陸一帯は一気に冬の様子になりました。 月曜日には平野部での初雪がそのまま積もって、 これはどうなることかと心配したけど、 どうやら火曜日以降は冷たい雨で済んでいる。 車のタイヤも冬用にすると燃費が悪くなるの…

見えてきた正体

子供の頃から疑問に思っていた、 この世界にある正義や常識ってものが、 なぜ自分の価値観とは違うのかってこと。 学校で教えられる事への不信感から、 一時は勉強そのものが嫌いに思えた。 経済成長を続ける管理社会への違和感。 大学を出たあとは就職をし…

「ザ・コーポレーション」

これは、日本では渋谷のアップリンクだけで、 ロードショウ公開されるマイナーな映画ですが、 現代社会の根本的な問題点を明確に示している点で、 他には類を見ない刺激的な映画と言っていいでしょう! 映画はマイナーですが、参加している人たちは一流で、 …

無免許医師と、免許を持つ建築設計士

このところ姉歯建築設計事務所による、 強度を誤魔化した建築物の話題がにぎやかだ。 設計、認可、建設、施工、販売の担当者が、 お互いに責任のなすりあいをしている。 マスコミでこれだけ取り上げられたら、 政府行政が尻ぬぐいをするしかないだろう。 今…

「魔女と暮らせば」

先週、東京まで往復した高速バスの中で、 この本をゆっくりと読むことができました。 ダイアナ・ジョーンズの「魔女と暮らせば」 これは大魔法使いクレストマンシーを描いた、 最初の作品であり、彼女の出世作でもある。 1977年に英国で児童文学賞を受賞…