「生きる意味」を読み始める

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イバン・イリイチの「生きる意味」を読み始めたら、
今まで自分が学んだことを纏めておきたくなりました。
70年代に、絶望する学生だった僕にとって唯一の希望、
それは山本哲士さんにイリイチを教えられたことでした。

その後イリイチは「脱学校の社会」ほか多くの本を出し、
世界的にも特異な社会思想家として問題提起しつづける。
この本は、彼が2002年12月2日に亡くなってから、
カナダの国営放送局キャスター、ディヴィッド・ケイリー
による生前のインタビュー内容を編集されたものです。

僕はまだこの本の前書きと序論しか読んでいませんが、
ただ読み進んでいくにはあまりにも惜しい気がしたので、
内容の一つ一つに自分なりの考えを書くことによって、
より深くイリイチの思想に触れてみたいと考えました。
このコーナーを「解脱そして生きる」と題したのは、
彼の視点は常に常識の呪縛を脱するところから始まり、
人間本来の意味のある生き方を示してくれたからです。

今回はこのコーナーを説明しただけで終わりますが、
次回からはまずこの本の内容をを手掛かりに少しずつ
イリイチが生涯に伝えようとした事を読み解きます。