2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「美しき虜」

日本で未公開のスペイン映画ですが、面白かったです。 この映画を見ようと思った理由は、ペネロペ・クルスで、 「オール・アバウト・マイ・マザー」や「裸のマハ」など、 ハリウッド映画ではない魅力を見せてくれていたからです。 しかもスペインのフラメン…

「わが悲しき娼婦たちの思い出」

久々に刺激的で面白く、示唆に富む小説を読みました。 2004年にガルシア・マルケスが書き下ろしたものを、 今年の9月末に、新潮社が翻訳出版したものです。 題名は「わが悲しき娼婦たちの思い出」となっていて、 川端康成「眠れる美女」の冒頭が頭に引…

「ナビイの恋」

古い映画だけど、まだ見たことがなかったし、 一度は見てみたいと思っていた作品なので借りてきました。 この作品の内容がどうのこうのと言うよりは、 なんだか沖縄の離島が見たくなったってことかもしれない。 でも一通り映画を見て思ったことは、やっぱり…

「歴史的遺産としての日本国憲法」

高岡市の新しい男女平等プログラムの検討メンバーでもある、 富山国際大学講師の彼谷環さんの講演があったので行ってきました。 最近話題になった「日本国憲法を世界遺産に」を意識されたのか、 「歴史的遺産としての日本国憲法」という刺激的な演題で、 内…

男のこだわり

渡辺淳一の「恋愛は革命」を読んでいたら、 ハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンの「カサブランカ」が、 歴代の優れた映画脚本の中の最優秀脚本に選ばれたと書いてありました。 なんとまあ古い映画だけど、たしかに僕も大好きな映画ではあるんで…

まみあな感謝祭

自然農は来年も同じ場所で出来ることになりましたが、 まみあな活動は来年から場所を移すことになったので、 この場所での感謝祭はこれが最後になりました。 前日の夜まで、食べ物や売り物や会場の準備をして、 当日は朝の8時からかまどに火を入れ準備開始…

「グローバル化と文明の衝突」

富山国際大学で、土野繁樹の講演とパネルディスカッションがありました。 土野さんは元「ニューズウイーク」(日本版)編集長で国際ジャーナリスト、 年間の7割はフランスの田舎に家を持って暮らしておられるそうです。 スエーデン人の奥さんも会場からいろ…

「家族のかたち」

久しぶりに快晴の青空で、晩秋の空気が気持ちよかったです。 のんびり山の温泉にでも行きたいところですが、 今日の午後は高岡で用事があるので、午前中は家で用事。 ブランチを食べるときにテレビをつけたら、 興味深い内容だったので、書き留めておきまし…

「となみの土徳」と自然農

2006年、砺波地区教養講座の締めくくりとして、 太田浩史さんの「砺波地方の精神風土~となみの土徳」がありました。 となみ民芸協会会長の太田さんは、大福寺住職でもあるので、 以前から弓道を教えていただくかたわら、土徳や柳宗悦のことは、 何かと…

「天空の草原のナンサ」

「ラクダの涙」と同じビャンバスレン・ダヴァー監督の作品で、 前作と同じようにモンゴルの草原を舞台にしており、 今回は寄宿舎から休みで帰ってきた小さな少女と犬のお話。 パルムドールをもじったパルムドッグ賞を取ったらしいけど、 物語はいたってシン…

「流域圏における森林の役割」

富山県立大学で、フォーラム「森林の機能、そして富山の森林」がありました。 13時から16時半までの3時間半でしたが、僕は3時から用があったので、 2時間だけ参加で、東京農業大学教授 太田猛彦さんの講演を聞いてきました。 彼の「農業・林業の多面…

リタ・マリエ 講演会

コスタリカ平和部隊代表のリタ・マリエさんが、 高岡商工会館で講演をすると聞いて、参加してきました。 社民党結党10周年を記念しての講演会だったようですね。 マリエさんはコスタリカに平和省を作る活動をして、 その平和省構想は、現在コスタリカ国会…

生きている限り

(写真は、子どもたちが学校へ行かない自然農家で生まれた喜和ちゃん♪) 昨日は男女平等を推進する市民活動のミーティングに参加して、 市の推進センターが形骸化し始めていることを憂慮しあいました。 その帰りの車の中で教育基本法の改正案が可決されたこ…

不思議の国の未来

昨夜僕は眠れないままに朝のニュースを聞いて、 ようやく眠って目が覚めたのは10時頃だった。 重い体をごまかしながらネットでの作業をこなし、 昨夜食べたご飯の残りを温めて簡単な食事をした。 それから1時間かけて高岡のウイングウイングへ、 男女平等…

ブログを書く意味

個人の意見を淡々と書き続けるブログとは何か? 誰に頼まれたわけでもない内側からの欲求として、 自分に関わる様々な事象を記事に書くのは何故か? 誰かがそれを読んで意見をくれるとも限らないのに、 ひたすら書き続けようとする意志はどこから来るのか? …

久司道夫さんの講演会

久司道夫さんって知らなかったのですが、 友人の薦めもあって、フォーラムに参加してきました。 「女性として母として、輝く女性になるために」 と題して、最近多い乳ガンや前立腺ガンなどの現代病を、 食生活が原因だとして、その改善を進めようと言う話で…

テレビと教育

昨日の夜は興味深いテレビ番組が目白押しでした。 「たけしの平成教育委員会」は最後しか見られませんでしたが、 久しぶりに見た久米さんが気になる発言をしていたので、 どうしても一言だけ書かせていただきます。 久米さんは筑紫さんなどに比べるといかに…

「皮膚感覚の不思議」

今年の10月20日に出版されたばかりで、 図書館にもなさそうだから自分で買いました。 ブルーバックス版で、値段も安かったですしね。 ちょうど関心を持っていた触覚に関する考察本です。 著者の山口創さんに「愛撫・人の心に触れる力」 なんて題の本があ…

沖縄県知事選挙

今月19日を投票日とする、沖縄県知事選挙戦が始まっています。 東京や大阪など日本各地で平和運動をしている人が注目する、 全野党連合が実現して応援する、基地問題の糸数慶子候補に対して、 自公連合が押す仲井真弘多候補は、現実的な政策をと訴えていま…

コンパクトシティ構想

「平成18年度中心市街地活性化シンポジュウム コンパクトで賑わいあふれるまちづくり ~多様な立場の方々が関わる中心市街地のまち育て~」 とまあ、なが~い名称のシンポジュウムに参加してきました。 個人の生活と自立は、地方政治と密接に関わっている…

意味不明の核武装論

このところ、自民党の中川昭一政調会長が、 確信的に核武装の議論をすべきだと言っている。 核兵器も自国を守る最低限の兵器に見なされるとか? これって北朝鮮の核開発を自国を守る武器と容認するの? 日本の政治家の二枚舌が絵に描いたようによくわかる。 …

「あなたに出会えてよかった」

重い障害を持って産まれ、25才を迎えた希望。 彼を取り巻く世界を言葉に託して、蔦枝さんが書いた本、 その「あなたに出会えてよかった」を見せてくれた成子さんに、 蔦枝さんはこんな言葉を贈っていました。 いい人はいい人に出会う いい人に出会うと い…

芋煮会の姉弟

自然農の指導をしてもらっている石黒家で、 恒例の芋煮会があったので行ってきました。 かまどの前で写真に写っているのは、 10才のお姉ちゃんと6才の弟の二人です。 お姉ちゃんが僕と鍋の野菜を切り終わって、 弟がかまどに火をつけようとしているのを、…

最近のテレビ

昨日は文化の日ってこともあったのでしょう、 あちこちで興味深いイベントや催しがあって、 テレビでも興味深い内容の番組がいくつもありました。 今もう一度チェックしようと思ったら、最近の番組表は、 翌日にはサッサと消されてしまうようで確認できませ…

小森陽一さんの講演を聴いて

このブログに書いた記事を何かのMLに転載することは、ままあるのですが、 今回は逆に、MLにアップした内容をそのままブログに転載してみます。 アップしたメールは、むちゃくちゃ憲法違反の発言が続く阿部内閣に対して、 どうして「九条の会」は抗議の声…

8年目のパソコン

このブログ書き込みに使っているデスク・パソコンは、 先月をもって、使用期間が8年目に突入しています。 もう一台のノート・パソコンは、来月で9年目に入る。 どちらのパソコンも、だいぶヘタってきているので、 この先いつ動かなくなっても不思議はない…

「父親たちの星条旗」

月に一度の映画ファンサービスディは、 そのとき公開されている映画を全部チェックして、 一番みたい映画を選ぶこと自体が楽しみです。 今回は「父親たちの星条旗」を選んで見に行きました。 戦争映画は基本的に大キライなので見ませんが、 来月公開される続…

紅白「日の丸」の不思議

日本の国旗は、白地に赤い丸を描いた日章旗で、 日の丸とも呼ばれていることは、皆さんご存知の通り。 そして紅白は、一般的にめでたい色と思われている。 ところが、今日の古典の授業で気付いたことには、 背景の白は、人が死ぬことをあらわす白不浄の色で…