小森陽一さんの講演を聴いて
このブログに書いた記事を何かのMLに転載することは、ままあるのですが、
今回は逆に、MLにアップした内容をそのままブログに転載してみます。
アップしたメールは、むちゃくちゃ憲法違反の発言が続く阿部内閣に対して、
どうして「九条の会」は抗議の声明を出さないか!とのメールに対する返信です。
(以下転載)
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今、「九条の会」事務局長である小森陽一さんの講演を聴いてきました。
「憲法を守る運動の到達点と今後の課題」と題するもので、
「大学人九条の会」が主催して、「憲法9条の会inとやま」が後援でした。
実は僕も、県内の護憲運動を繋ぐための「憲法懇談会」に参加しています。
小森さんのお話は、現在の教育基本法を変えたり、共謀罪を作ろうなど、
今の阿部内閣が押し進めている法案の多くが新憲法の作成とリンクして、
強力な中央集権国家を作る道筋にあるとお話しされていました。
話の内容はとてもわかりやすいもので、いい活動をされていると思います。
問題はいつも同じで、こうした優れた見識がいくら公表されていても、
ほとんどの人は、マスコミを通して伝えられる情報しか伝わらず、
60年間平和で民主主義を目指していたこの国が、いつのまにか、
憲法を遵守する義務を負う政府の憲法違反によって民主主義は危機にあり、
今や民意は、高度な操作テクニックによって作られていると言う事実です。
この現状を打ち破るには、一つには情報のグローバル化をどう防いで、
言葉の正しい意味に則った政治が出来るようにするかということで、
もう一つは、民主主義は自分たちの不断の努力で成り立つってことを、
改めて自覚し、常に自らが問題意識を持って生きるのをやめないことです。
特定の誰かが何かをしてくれたり、何かを言ってくれるのを待つのではなく、
僕ら全員が自分の生き方を見直して、自覚ある発言をすることが大切です。
声明は、出そうと思う人が、日本中のいたる場所で出せばいいと思います。
ただ同じ声明でも、誰がそれを出すかによって、影響力が違いますので、
ありとあらゆる、影響力を持つ肩書きで声明を出すのが有効だと思います。
そうでないと、どんな優れた言葉もただ風に流されていってしまいます。
阿部内閣は、狡知に長けているので、今まで以上の注意が必要でしょう。
今回は逆に、MLにアップした内容をそのままブログに転載してみます。
アップしたメールは、むちゃくちゃ憲法違反の発言が続く阿部内閣に対して、
どうして「九条の会」は抗議の声明を出さないか!とのメールに対する返信です。
(以下転載)
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今、「九条の会」事務局長である小森陽一さんの講演を聴いてきました。
「憲法を守る運動の到達点と今後の課題」と題するもので、
「大学人九条の会」が主催して、「憲法9条の会inとやま」が後援でした。
実は僕も、県内の護憲運動を繋ぐための「憲法懇談会」に参加しています。
小森さんのお話は、現在の教育基本法を変えたり、共謀罪を作ろうなど、
今の阿部内閣が押し進めている法案の多くが新憲法の作成とリンクして、
強力な中央集権国家を作る道筋にあるとお話しされていました。
話の内容はとてもわかりやすいもので、いい活動をされていると思います。
問題はいつも同じで、こうした優れた見識がいくら公表されていても、
ほとんどの人は、マスコミを通して伝えられる情報しか伝わらず、
60年間平和で民主主義を目指していたこの国が、いつのまにか、
憲法を遵守する義務を負う政府の憲法違反によって民主主義は危機にあり、
今や民意は、高度な操作テクニックによって作られていると言う事実です。
この現状を打ち破るには、一つには情報のグローバル化をどう防いで、
言葉の正しい意味に則った政治が出来るようにするかということで、
もう一つは、民主主義は自分たちの不断の努力で成り立つってことを、
改めて自覚し、常に自らが問題意識を持って生きるのをやめないことです。
特定の誰かが何かをしてくれたり、何かを言ってくれるのを待つのではなく、
僕ら全員が自分の生き方を見直して、自覚ある発言をすることが大切です。
声明は、出そうと思う人が、日本中のいたる場所で出せばいいと思います。
ただ同じ声明でも、誰がそれを出すかによって、影響力が違いますので、
ありとあらゆる、影響力を持つ肩書きで声明を出すのが有効だと思います。
そうでないと、どんな優れた言葉もただ風に流されていってしまいます。
阿部内閣は、狡知に長けているので、今まで以上の注意が必要でしょう。