2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

自立とは何か?

福沢諭吉が「国民的自主性の立場」を説いたとき、 国家と国民との関係に自立的な市民意識を考えていたらしい。 「我が国の伝統的な国民意識において何より欠けていたのは 自主的人格の精神であった」と指摘していたと、 これは丸山眞男が「福沢における秩序…

馬鹿でけっこう

最近僕が参加しているMLで「イワンの馬鹿」が話題になっている。 トルストイの有名な作品なので、子供の頃に読んだ人は多いでしょう。 それが大人のMLで話題になっているのは、その内容の魅力からです。 トルストイはあまりにも有名なロシアの作家ですが…

お金に頼りすぎない

富山市のサンフォルテ祭に行ってきました。 シャキット富山35が主催したワークショップで、 「これからの働き方・生き方」に参加して、 そのあと、平和を作る富山県連絡会主催の、 「ビデオで見る戦争と平和」を見てきました。 一見まったく関係のない催し…

自立しようよ!

エリート医師の長男が家族の母子3人を殺し、 「ゼロからやり直したかった」と発言しているらしい。 ゲーム感覚や受験教育の感覚丸出しの考え方だ。 そこには自立した自分というものが無くて、 問題はすべて自分の外側にあると考えている。 だから自分だけは…

miniSD

去年の秋に機種交換した携帯電話で、 写真などのデータ保存量を増やすために、 miniSDを買うことにした。 今年の沖縄行きはデジカメを持たずに、 携帯カメラで済ましたいからでもある。 さてどのくらいの値段がするものか、 ためしにYAMADA電気へ見…

初なり

田植えでバタバタしていた間にも、 畑の作物はしっかりと生長していた。 今年初めてのキュウリが大きくなっていて、 これに初ナスが二本と大根菜も収穫した。 まみあな畑からもらった小さなカブと一緒に、 得意の一夜漬けにしておいた。 家の台所の片隅で、…

今年の沖縄行き

今年もようやく沖縄行きの概要が決まった。 去年の伊江島平和映画祭が一つの区切りになったので、 今年からは少し短めの沖縄滞在になる。 来年以降ももう長期の沖縄滞在はしないだろう。 それでも、7月17日から8月4日まで、 ほぼ20日間は沖縄に滞在す…

琥珀色の梅酒

一週間連続して農作業をしている。 慣れないせいもあって、体がきつい。 家に帰って飲むビールは最高にうまい! 食事をしてなんだかんだと雑用をして、 寝る前にはこの一杯、梅酒を飲む。 去年自分で作った梅酒だけど、 そんじょそこらの梅酒とはわけが違う…

田植えの季節

砺波平野の田植えはおおかた終わっているけど、 僕らの自然農では、今が田植えの真っ最中になる。 と言っても、まみあなで田んぼをやっている8人は、 天気が良くても毎日来られるわけではないので、 特に平日仕事を持っている人は週末だけの農作業だ。 基本…

「みずうみ」

(吉本ばなな)が(よしもとばなな)になってから、 急にこの人の小説が好きになって、全作品を読んでいる。 「みずうみ」は去年の暮れに出た最新作になるだろう。 例によって庄川図書館から借りたまま読んでいなかった。 いよいよ返却期日になって、あわて…

弓道場の床

城端にある大福寺の一角に立派な弓道場がある。 毎週水曜日に練習していると聞いたので行ってみた。 このお寺の住職とは3年ほど前に知り合って、 京都の宿坊を預かる話で、現地へ同行したこともある。 こまかいこだわりよりも大局が見られる人で、 日本各地…

「赤い橋の下のぬるい水」

今村昌平監督が亡くなって、 彼の最後の作品がこの異色作となった。 公開当時には見ていなかったので、 TUTAYAで借りてきて見てみたら驚いた。 舞台は富山県の氷見に実在する橋の周辺で、 しかも、この映画がテーマにしている内容を、 僕はつい先日遊びに来…

初夏の心地よさ

6月になり、衣替えも済んで、 気持ちのよいお天気が続いています。 先週末は遠方から女友達が遊びに来てくれて、 久しぶりに男性であることを実感しました。 と同時に、もう若くないことも痛感しました。 それでもこの世界に男女があることは喜びです。 平…

早稲が間に合いそう!

すずめに奪われた稲の苗床に、 早稲品種を植えておいたら育ってきた。 なんとかみんなの田植えから 一週間遅れくらいで間に合いそうだ。 田んぼのセリもほぼ刈り終えて、 あぜ道で刈った草をたくさん入れた。 苗床に少し油かすを入れてけど、 それ以外には肥…

畑の楽しみ

このところ生活の歯車が狂っている。 特に人間関係においては、何を言っても、 何をやってもうまく行かない感じで疲れている。 そもそも多くの人と関わりすぎている気がする。 家の中も心身もひどく乱れたまま片付かない。 それでも最近になって天気のいい日…