自然農

ゆっくり自然農

(蓮華で一杯になった、今年の田んぼ。白いのが苗床です) 今年も春の苗床作りから、農作業を始めました。 今のところ、稲苗は順調に芽を出していますが、 黒米の1種類と赤米の1種類に、発芽の少ないのがある。 全部で10種類、そのうち7種類が古代米でもって…

種子問題を整理する!

このところ暖かい日が続くようになって、山にも雪は少なく、 そろそろ田んぼの苗床を、準備しても良いかなと思ったりします。 だけどそれは早すぎるので、ジャガイモの植え付けでもやりながら、 10月に植えたエンドウ豆の、世話でもやっておきましょうか。…

小規模アグロエコロジーへ!

今年の9月11日、フランスの国民議会で、 画期的な農業の法律が、採択されました。 「農業・食料・森林未来法」と言うものですが、 loi d'avenir pour l'agriculture, l'alimentation et la foret いわゆる「農業未来法」と、呼ばれているものです。 5つ…

古代米をブレンド!

今年は不作でしたが、それでも七種類の古代米を作りましたので、 先週末に籾摺りを終えて、いよいよブレンドを始めています。 赤米が三種類に黒米が二種類、それにミドリ米と香り米を加え、 合計七種類の古代米を、白米と一緒に炊けるようにブレンドします。…

子どもたちと共に

寺子こども園ができて以来、子どもたちに、 自然農の指導をしていますが、これが楽しい。 昨日は、遅れていた脱穀と唐箕掛けをして、 これでようやく、今年の田んぼ作業はお仕舞い。 お天気も良かったので、子どもたちは楽しそうに、 足踏み脱穀機や、手回し…

やや不作ですが・・・

再三報告しているとおり、今年の稲作は準備段階から、 まず緑肥の蓮華がほとんど芽を出さず、おかしな年でした。 理由は分かりませんが、苗だけは順調に育ったので、 慣れない学校の仕事をしながら、田植えを始めました。 ところがその頃に体調を崩し、沖縄…

稲刈り始めました!

出来が良かろうが悪かろうが、米の収穫は年に一度で、 秋には稲刈りを行い、脱穀や籾摺りが始まります。 今年も今日から、本格的な稲刈りを始めましたので、 これが11月の上旬まで続くのが、今年の収穫予定です。 今年の僕の田んぼは、田植えが順調ではな…

虫けらをひねり潰せ!

秋は春よりも、虫の被害は少ない、 とは言っても、やっぱり葉は食われる。 白菜や大根の菜には、小さな黒い虫がついて、 キャベツには青虫が、どこからともなく出てきて、 当たり前のように、葉の上に寝そべっている。 殺虫剤は使いたくないし、そうかと言っ…

米作りは特別です

先日秋分の日に、八尾の大長谷にある石黒宅で、 自然農田畑の、秋の見学会がありました。 今年は頼成の学びの場にも、あまり行けていないし、 自然農仲間と会う機会が、減ってきています。 人は一人では何もできなくて、仲間がいて初めて、 自分が何をしよう…

コツコツと畑作業

今年は春から、学校の仕事を始めまして、 田植え時期には、体調を崩していたこともあり、 畑作業は妻の馬畑だけで、頼成畑は放置状態でした。 8月後半頃から、ようやく手が空くようになったので、 9月になって、頼成の畑作業を再開しています。 まずは例年…

翻弄された畑

今年は異常な気象ってことで、人手が必要でしたが、 春から学校の仕事を始めたこともあり、畑に手が回らない。 必然的に畑は荒れ放題になって、ざっくりと手入れをするから、 作物はうまく育たず、草の世話ばかりしている感じです。 自然が相手ですから、こ…

草取り終わり

先月沖縄から帰って、草だらけになっていた田んぼを、 ほぼ一ヶ月掛けて、ようやく一通り草取りを終えました。 5月中に植えたところなどは、草が根付いてしまい、 鎌を使わないと抜けない草が、びっしりと生えていました。 そこは草取り用の小さい鎌で、し…

草取りが間に合わない!

植えるだけ植えて、手入れができないまま、 沖縄へ行ったのですが、帰ってきてからもまだ、 草の手入れが間に合わなくて、大変な状況でいます。 草に埋もれたままだと、稲も徒長してしまい、 十分な分蘖ができなくて、背ばかりが伸びていく。 ちゃんと草取り…

田植えをしながら聞こえてくる歌

田植えも忙しい時期になり、ブログの更新も滞りがちですが、 身体的にはキツい田植えが、けっこう楽しめているのも事実です。 そもそも長い時間中腰ではいられないので、農作業用の椅子を使って、 けっこう楽をしながらの田植えですが、それでも時間は掛かる…

田植えを開始しました!

苗床の苗は、田植えにはもう少し掛かりますが、 来月20日頃には、田植えを終える必要があります。 そこで、最初に植える自家食用のコシヒカリは、 営農組合の苗を分けてもらって、植えることにします。 これを植えている内に、自家苗床も成長するので、 成…

今年も畝手入れ!

今年も馬畑で、野菜を作るために、 まずは畝の手入れから、やってみました。 畑は主に妻がやるので、僕は手伝う程度です。 それでも、去年植えておいたニンニクやタマネギが、 既に成長しているし、ジャガイモも植えてある。 まだ何も植えていない畝は、草刈…

ようやく種下ろし

なにやら忙しくて、農作業が進まない4月ですが、 先週末に苗床を作って、昨日ようやく種下ろしができました。 朝の5時に起きて準備して、6時前から昼の1時まで、 途中で1時間ほど食事休憩で、正味6時間の作業でした。 久しぶりに早朝からの農作業だっ…

16年目の自然農打ち合わせ

(打ち合わせ後の有志による勉強会) 八尾のコミュニティセンターへ、今年の自然農の大枠を決める、 打ち合わせがあったので、家族3人で行ってきました。 先週の寒波が何だったのか、笑いたくなるようないい陽気で、 八尾の田畑では、すでに雪がすっかり消…

種子(たね)は誰のものか?

昨年4月に、種子法(主要農作物種子法)廃止法案が可決され、 今年の4月1日をもって、日本の種子法はなくなることが決まっています。 なぜ種子法を廃止しなければならないのか、よく分かりませんが、 この法律はちょうど僕が生まれた年に制定された、食料…

なぜ古代米を食べるのか?

一般に古代米とは、稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米、 と言われていますが、その種類は大きく分けて4種類あります。 最も多く出回っているのが黒米で、カルシウム、マグネシウム、リンなど、 微量栄養素が豊富で健康に良いし、抗酸化作用のあ…

タカキビを脱穀

(タカキビの穂と実) 外は雪なので、って言うか寒いので、 この季節は屋内で、雑穀などの作業です。 今日は収穫済みのタカキビを、脱穀しましたが、 たいした量ではないし、脱穀機を使うと面倒なので、 手で梳くようにして、少しずつ脱穀しました。 脱穀の…

七種ブレンド古代米(2017年)ご案内

今年も無事に、全古代米の収穫が終わり、 籾摺りも終えて、七種ブレンドを始めています。 例年通り、ブログを見ていただいている皆さんにも、 お譲りしますが、今年は収穫量もだいぶ多くありました。 そこで富山県内にある自然食品の店に、出すことにしまし…

籾摺りを始めました

今年も無事に、籾摺りを始めています。 籾摺り作業だけは、動力を使わないと困難で、 僕らは共同で、ミニダップを所有して使います。 米の種類も多いので、小回りの利くマシンでないと、 使い勝手が悪い、と言う理由もあります。 米の種類は、今年は全部で11…

1本の苗が40本に分蘖

(クリックすれば、少し大きく見られます) 米の収穫で、稲刈りの最後はミドリ米でした。 6月に1本ずつで植えた、自家育成の苗は、 4ヶ月半で見事に育って、この通りの分蘖です。 試しに数えてみると、少ないものでも30本以上、 多いものでは40本以上…

台風一過

台風は直撃こそしませんでしたが、強い雨風に晒されて、 ちょうど収穫時期の稲にも、相応の被害が出ました。 畑の方はまだ見ていませんが、田んぼだけでもこの通り、 清水明の田んぼは強風に傾いて、一斉に左を向いているし、 稲架に干したままだった稲の一…

楽しく稲刈り!

すでに箱苗のコシヒカリと、早稲の黒米や赤細米は、 収穫を終えて、籾摺りを待つだけになっています。 田んぼの様子も、一ヶ月前とはすっかり様変わりして、 ハサの上には黒米や香り米が、ぎっしりと並んでいます。 写真はちょうど香り米を、刈り取っている…

稲刈りが始まって・・・

今週になって、稲刈りを始めました。 すでに雑穀の収穫が、始まっていますし、 妻は介護の学校があって、僕は大忙しです。 もう無理をしてはいけない、と思いつつ、 やることは多くて、つい無理をしてしまう。 この二三日は、風邪かアレルギー反応か、 くし…

ミドリ米・野毛赤米・香り米

いよいよ一番遅いミドリ米も花が咲いて、すべての稲花が咲きました。 開花が早かった早稲黒米や、細赤米、箱苗のコシヒカリなどは、 もうまもなく稲刈りの時期となり、重く稲穂の頭を垂れています。 台風18号は、九州や四国で深刻な被害をもたらして北上し…

収穫を始めました

いよいよ今年も、秋の収穫の季節です。 もちろん春夏秋の、季節の野菜はいつだって、 収穫していますが、豆と稲と雑穀類は特別です。 春に種まきをして、一年掛けて育てたものを、 秋に収穫して、翌年一年の保存食になる。 主役はお米になる稲ですが、これは…

早稲はもう実り!

↑クリックで大きく見られます。 農産物にとっては、よい季候だったようで、 今年の実りはよくて、このまま行けば豊作です。 豆や雑穀もそうですが、稲の育ち具合もよく、 最初に植えた箱苗コシヒカリは、来週にも収穫できる。 同時に細赤米も、頭が垂れ始め…