籾摺りを始めました

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今年も無事に、籾摺りを始めています。
籾摺り作業だけは、動力を使わないと困難で、
僕らは共同で、ミニダップを所有して使います。
米の種類も多いので、小回りの利くマシンでないと、
使い勝手が悪い、と言う理由もあります。

米の種類は、今年は全部で11種類となり、
ブレンド古代米のものが、7種類となります。
そのほかに常食用のものが、2種類あって、
コシヒカリの他に、イセヒカリを作っています。
そして餅米としては、大正餅とミドリ米で、
このミドリ米の、玄米搗きがともかく美味しい。

常用食のものは、当面食べる量を籾摺りして、
これを食べきった頃に、また次の米を籾摺りする。
餅つきが、12月のあと2月と5月にあるので、
籾摺りもこれに合わせて行い、夏は白米で、
秋口に最後の籾摺りをして、一年で食べきります。

古代米の方は、今の時期にミドリ米以外は全部、
籾摺りを終えてブレンドし、自家用以外は販売です。
すでに10年近く続けていますが、概ね好評で、
途中何度か内容も変えて、今に繋げています。
多くの古代米は、玄米のままで白米と炊けるので、
これを利用して、ブレンドしているのです。

籾摺りが終わったら、ブレンドに入りますが、
最終的に炊いてみて、OKになればご案内します。
たぶん今月末には案内しますので、お待ちください。
今年は自然食品の店でも、販売される予定ですが、
少し高い予定で、ブログ直売は去年と同じ値段です。

写真は、収穫した米を品種別に袋に入れたもので、
こうして並べて写真を撮ると、達成感があるのです。
田んぼの苗床造りから始まって、育苗を世話し、
田んぼの草刈りをして、田植えをしていく。
全部手植えですから、一ヶ月近く掛かりますが、
終われば延々と、草取りが待っているのです。

米作りの様子は、このブログで紹介している通り、
季節ごとに様々な世話があって、大変だけど楽しい。
苦しいことや辛いことはあっても、イヤだとは思わず、
どちらかと言えば、人生を味わっている感じです。
そして収穫が終わって、米の袋が並ぶのです。

日本の神々は、稲作りと共にあることを感じます。