楽しく稲刈り!

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すでに箱苗のコシヒカリと、早稲の黒米や赤細米は、
収穫を終えて、籾摺りを待つだけになっています。
田んぼの様子も、一ヶ月前とはすっかり様変わりして、
ハサの上には黒米や香り米が、ぎっしりと並んでいます。
写真はちょうど香り米を、刈り取っているところで、
一人作業ですから、いろいろ遊びながらやっています。

刈り取った稲を、自分が思い描くイメージで並べ、
それを時々写真に撮って、ちょっと楽しんでもいる。
何が残るわけでもないし、誰が見るわけでもないけど、
こうした遊び心さえあれば、単調な仕事も楽しくなります。
どんな仕事をするにしても、目指すなら美しさと思い、
自分なりの表現を楽しんで、仕事を違う次元でも楽しむ。

農作業もすでに15年目ですから、作業も手慣れて、
こんな遊び心を楽しむ余裕も、出来たのだと言えます。
個々の作業に気を取られていては、こんな遊び心を、
楽しみながら進めることは、難しいに違いありません。
そう思うと、我ながらよく続いているものだと感心するし、
体が動く限りは、自然農を続けていたいと思うのです。

画面右手に見えるのは、自分で苗を作ったコシヒカリで、
これは箱苗のものとは比べものにならない、生命力がある。
一株は苗1本植えなのに、20本以上に分蘖しており、
その株もしっかり太くて、元気が良いものばかりなのです。
もちろん稲穂の実りも良くて、なかなか枯れないから、
今頃ようやく穂が垂れて、来週稲刈りの予定です。

この他にも画面左手奥には、赤米2種とみどり米があって、
まだまだ茎も青いから、稲刈りは早くても今月末です。
一番に遅いみどり米など、毎年11月にならないと刈れない、
極晩稲ですから、文化の日までに刈れれば良しって感じ。
全部の古代米が稲刈りを終えて、脱穀唐箕まで終わるのは、
11月の中旬ってところで、その後ようやく籾摺りです。