田植えをしながら聞こえてくる歌

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田植えも忙しい時期になり、ブログの更新も滞りがちですが、
身体的にはキツい田植えが、けっこう楽しめているのも事実です。
そもそも長い時間中腰ではいられないので、農作業用の椅子を使って、
けっこう楽をしながらの田植えですが、それでも時間は掛かる。
毎日朝の天気さえ良ければ、朝の4時に起きて準備をして、
5時までには田んぼに入って、その日の農作業を始めています。

長い田んぼの端から端まで、紐に沿って苗を植えていくわけですが、
こうした単純作業は、何も考えずに作業するのが一番楽です。
とは言っても、黙って黙々と作業していると歌が聞こえてきて、
これはまあ仕事歌のようなものでしょうが、変な歌も聞こえてくる。
「長崎に鐘は鳴る」とか「お猿のかごや」とか、仕事とは関係なくて、
どうしてこんな歌が聞こえてくるのか、理由もよく分かりません。

わからないけど聞こえてくるので、歌を聴きながら作業すると、
これがどういうわけか、ペースメーカーになるから面白いのです。
しかも歌を聴きながら、どうしてこんな歌が出てくるのか不思議に思い、
曲によってはさらに、歌の歌詞が気になるようになってくる。
長崎に鳴る鐘は、原爆投下による悲惨さを嘆いたのだろうかとか、
お猿の篭屋はどうして、「えっさえっさえっさほいさっさ」なのかとか。

ついでに言えば、考え事の途中で良いアイデアが生まれたり、
様々な企画が頭に浮かんだりするのですが、覚えていることは難しい。
まるで夢のように時間が過ぎて、目が覚めたら夢も覚めると同じ、
あとから思い出そうとしても、内容の詳細は覚えていないのが通常です。
仕事歌だって同じように、仕事が終わったときにはすぐに忘れる、
だけど仕事を始めたら、その時間が充実するのと同じでしょう。

今日は久しぶりに雨が降って、農作業は中止しましたけど、
出発前の6月25日頃までに、なんとか田植えを全部終わらせたい。
そう考えれば、毎日時間を無駄にしないように考えて、
コツコツと準備を進めていくしかない、と考えているのです。
今日妻は姫を連れて、野口整体に出掛けていますので、
久しぶりに一人で自由な時間ですが、このあとは少し眠ります。

疲れたときのダメージの回復力が、衰えてきてしまったので、
眠れるときに寝ておかないと、早朝からの農作業は難しいのです。
田植えが終われば石垣島行き、と思うことで辛いことを忘れ、
目の前の仕事をコツコツと熟していく、そんなところでしょうか。
でも6時半からは、キーコーヒーのクローズ指導があるので、
とりあえずそれまでの1時間半寝て、姫と妻の帰りを待ちます。