芋煮会の姉弟

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自然農の指導をしてもらっている石黒家で、
恒例の芋煮会があったので行ってきました。
かまどの前で写真に写っているのは、
10才のお姉ちゃんと6才の弟の二人です。
お姉ちゃんが僕と鍋の野菜を切り終わって、
弟がかまどに火をつけようとしているのを、
手伝いに行って覗き込んだところを撮りました。

最近の日本社会では、こうした子どもたちに、
火や包丁を使うことを教えないどころか、
なるべく近づかないように育てている親がいます。
だけど子供の性格を知っている親でなければ、
こうした日常的な危険の扱い方を教えることは難しい。
でもって、親が教えないから、子は学べないまま、
やがて包丁も火も扱えない子供が育ってしまう。
これって、あまり良いこととは思えません。

石黒家では、お姉ちゃんはいつも料理の手伝いをして、
弟は火番や食事の後片づけをする役割があります。
もう少し年長のお兄ちゃんは、農作業の手伝いで、
もっと上のお兄ちゃんは、大工さんの見習い、
一番上のお兄ちゃんは、北海道で漁師をしてます。
家族のそれぞれが、小さいときから役割を持っていて、
みんなが自分の役割をこなすから一体感も持てる。
これって、素敵な家族の姿だと思いませんか♪

芋煮会には、30人以上の人が集まりました。
自家製で美味しい野菜たっぷりの大鍋の他にも、
近所で潰してきた鶏で作った焼き鳥が並び、
竹の棒に巻き付けたねじりパンのいい匂いが漂って、
参加者が持ち寄った自慢の一品も美味しかった!
お姉ちゃんは、自分でバナナ入りのデザートも作り、
三時間食べ続けた僕は、笑顔の満腹で帰宅です♪ ハイサイ!