#哲学

何をしているのか?

うまい具合に寒暖が進んで、砺波平野の桜は、 もう一週間以上も、ずっと満開が続いている感じです。 ソメイヨシノやエドヒガン、ばかりではないので、 ヤマザクラまで含めると、まだ暫くは楽しめる。 今日の写真は、昨日の桜が池で満開だった桜ですが、 井波…

亡国のヤカラ?

朝日新聞2018年5月13日 (現在は西日本に集中している稼働中の原発) こうなることは、20年以上前から分かっていて、 多くの人たちが、ずっと反対運動をしてきたのです。 それにもかかわらず、新聞テレビのマスコミを総動員し、 安全神話を作り上げて、原…

いくつになっても男と女

「男女性より個性が大切!」と言うのが、 男女共同参画に関わった、僕の結論でした。 それでも男と女は、やっぱり違う傾向があって、 一緒にいても、違う事を考えていたりします。 男同士でも女同士でも、違う事は考えるでしょうが、 もっと大枠において、男…

JT生命誌研究館

中村桂子館長 1985年に、旧・日本専売公社から業務を継承した、 日本たばこ産業(JT)は、今でも巨大企業です。 タバコを売っているのだから、どちらかと言えば、 あまり企業イメージだって、良くなかったはずですが、 最近になって、面白い活動に興味を…

自動的に格差を広げる社会

手元に「データで見る県勢」があって、覗いてみると、 昨年(2017年)の富山県における、一世帯あたり平均収入は、 およそ59万円で、消費支出は33万円となっていました。 県の経済は堅調で、世帯あたり貯蓄は1500万円を超えているし、 有効求人倍率…

立冬から冬至まで

毎年この時期は、体調管理が難しくて、 気がつくと体調を崩し、寝込むこともありました。 最悪は肺炎で、過去に2回医者に掛かって、 一度は真夜中に、救急車を呼んだこともあります。 肺炎は現在でも、主要な死因となっている病なので、 高齢者となった僕も…

ライフ・ワーク・バランス ?

(↑藤沢市の公報から) 日本では失業率が減って、有効求人倍率も高く、 緩やかな好景気が長く続いて、豊かな社会になった。 これがアベノ独裁の自慢ですが、その陰では、 数字にもならない、弱い人たちが取り残されています。 そもそもどうして、有効求人倍…

今度は北海道で震度7

大阪の関西国際空港が水没していたり、数多くの車が炎上する、 そんな映像に驚いていたら、今度は北海道で信じられない光景です。 数多くの山々が一斉に地滑りを起こして、ご覧の通りの有り様となり、 地滑りの間に挟まれた家が、なんともちっぽけに見えてい…

猛暑は続く?

日本中が凄まじい猛暑で、熱中症の人が続出しています。 地球自体が温暖化で、具体的にどんな事態が起きるかは分からなくても、 何らかの異常事態になることは、20年前から多くの人が警告していました。 いわゆるエネルギーの大量消費で、二酸化炭素の大量…

忖度させられた人たち

この一週間ほど、日々のニュースのラインアップを見れば、 毎日必ず現れるのが、日大アメフト部の悪質タックル問題でした。 日大の宮川選手が、関学の学生に対して振る舞った悪質タックルは、 監督やコーチの指示だったのか、彼独自の判断だったのかどうか。…

火山活動期は近い?

(道路を下るキラウエア火山の溶岩) ハワイのキラウエア火山は、活発な噴火が続いているようで、 すでにハワイ島の住民が住む地域まで、溶岩が迫っているようです。 この他世界を見回すと、ニカラグアのモモトンボ火山や、 バヌアツのアンバエ島火山、フィ…

僕らは何をしているのか?

(フィンランド) 日本は世界でも有数の経済大国であり、軍事大国でもある。 長らく夢見ていた、富国強兵が実現した努力の国で、 国民はよく働くし、道徳的な民度も高くて住みやすい。 と言うのが、日本人が思い描いている日本の姿なのですが、 これが幸福な…

もう一人の悪官?

アベノ独裁が強いためか、なかなか明らかにならない、 闇の采配と決定ですが、官僚の自殺者が出て急展開となりました。 7日に亡くなったのは、近畿財務局の上席国有財産管理官の部下で、 学校法人「森友学園」への、国有地売却を担当する部署にいた人。 そ…

地吹雪で道路がわからない?

道路がわからない! いよいよ近年最強の寒波が、北陸地方にやってきました。 僕はなるべく予定を作らずに、家でじっとしていたいのですが、 妻にとっては貴重な仕事があるので、職場まで送っていきました。 さすがに今日の道路は、慣れていない妻には危ない…

降誕を祝うミサ

僕が通った大学は、ミッション系でチャペルがありました。 在学当時は宗教への関心は薄く、ミサに参加したことはありませんが、 キャンパスにチャペルがあることで、心に一定の余裕がありました。 学内で学生運動のデモがあったときに、僕は放送研究会の一員…

臥蛇島を考える

日本が完全に、貨幣経済社会になったのは、 せいぜいこの100年か、200年のことでしょう。 それ以前は有史以来、千年二千年の長きに渡って、 お金によらない経済共同体が、社会そのものでした。 現在のように、所有する財産も少なかったでしょうが、 そ…

「働きたくないイタチと 言葉がわかるロボット」

端的に言ってしまえば、僕らはどうして言葉によって、 意思の疎通が出来るのか、長年不思議に思っていました。 あるいは通じていれば幸いで、厳密には誤解が生じる、 この曖昧さ故に救われることもある、言葉の難しさ。 それ故に、いわゆる言語学には以前か…

シンポジウム in 富山

文化庁主催の、「Culture NIPPON シンポジウム in 富山」へ、 ちょうど雨で農作業も休止のため、一人で行ってきました。 富山国際会議場は、駐車場に車を入れると3時間半で、 800円掛かる計算になるので、できれば避けたいところ。 ありがたいことにこの…

ミサイル騒動

このところ北朝鮮からのミサイルで、毎日のようにマスコミが騒ぎます。 特に日本上空を通過した日には、朝から特別番組まで組まれる始末で、 「こんな事くらいで騒ぐんじゃない!」と、怒り出す人もいたと聞きます。 なにしろJアラートとかで、早朝に起こさ…

ポスト真実

世界最大の英語辞典である、オックスフォード辞典において、 昨年「時代を最もよく表す言葉」を、「ポスト真実」としました。 聞き慣れない言葉なので、何かと思って調べてみたら、 “post truth”とは、 「世論の形成において、客観的事実よりも感情的・個人…

コシヒカリが出穂

いよいよお盆が近づいて、稲の出穂も始まりました。 今のところはコシヒカリの箱苗分と、黒米の早生だけですが、 このあと香り米や大正餅が、順次花が咲いてくるでしょう。 同じ稲であっても、種によって穂の姿は大きく違っていますから、 いづれその違いを…

神々との親和

僕らはどうしてここにいるのか、 そもそも僕はどこにいるのか、 わかるようで分からないことが、 近頃ようやく分かるようになった。 それをどのように説明できるのか、 長い物語が必要になるだろうけど、 不可思議で終わらせてしまうには、 あまりにも素晴ら…

ある恐怖による統治

子どもの頃に恐れていたことの一つに、「異常」があります。 なぜ異常であることを恐れたのか、いくつか理由があるのですが、 一つ鮮明に覚えているのが、高校生になって間もない頃のこと。 道徳か何かの授業時間に、ちょっと変ったことを言う人がいたのです…

「コスタリカの奇跡」

~積極的平和国家のつくり方~、と副題がついた、 「コスタリカの奇跡」を見ましたが、素晴らしかった。 何が素晴らしいかといって、地上に数ある国の中に、 これほど知性的な国民の国が、あることが素晴らしい。 1948年に国の常備軍を廃止して以来、今日ま…

時間をどう使うか

今朝は久しぶりに雨なので、農作業には行かず、 家にいてゆっくりと、パソコンに向かっています。 ちょうど今年は、高齢者になったこともあって、 人生全体を振り返って、様々なことを考えたりする。 そんなときに、親しい人の言葉を思い出すと、 何人もの人…

人生は旅!

懐かしい写真 今年は稲苗作りに失敗したようで、十分な数が育っていません。 仕方がないので、以前からお世話になっている営農の人にお願いして、 自家食用のコシヒカリだけ、いくらか融通してもらうことになりました。 こうなればすぐにでも、田植えが出来…

いったい何が本当なんだか?

このところ、情報量の多さに比例してか、 何が本当か分からない事が、増えています。 日本では森友学園の疑惑で、様々な発言があり、 真実はどうなのか、誰も確証が持てていない。 もちろん当事者は、何が本当か知っている筈で、 しらを切っているのでしょう…

花粉がピーク

先週あたりから、花粉症の症状が厳しくなりました。 今年の僕の場合は、目が痒くて連続してくしゃみが出て、 その後に鼻水が出るのが、一連のパターンです。 特に目の痒みや、鼻穴の中のむずむずは抗しがたく、 何をしていようと、そこで手を止めるしかあり…

日本人は絶滅危惧人種・・・・

昨日はホワイトデーでしたが、そんなことはすっかり忘れて、 石川県立音楽堂の邦楽ホールまで、南先生の講演を聴きに行きました。 ミキグループの主催で行われている、一連のオープンスクールで、 今回の講演に関心を持ったのは、日々の食に対する講演だった…

経済成長は幻想?

経済成長って、本当にあるんでしょうか? 技術革新とか合理化とか、もっともらしい説明は、 ずっと聞かされますが、なんだかどうも腑に落ちない。 そこで経済成長を、ちょっと違った視点で見ると、 世界中どこでもそうですが、都市化が関係しています。 もと…