シンポジウム in 富山

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文化庁主催の、「Culture NIPPON シンポジウム in 富山」へ、
ちょうど雨で農作業も休止のため、一人で行ってきました。
富山国際会議場は、駐車場に車を入れると3時間半で、
800円掛かる計算になるので、できれば避けたいところ。
ありがたいことにこの付近には、休日には無料で停められる、
護国神社のエリアがあるので、そこに停めていきました。

行く前に公式サイトを見ていたら、事前申し込みによって、
満員の案内があったのに、会場はかなり空いていました。
台風による雨で、来なかった人もいるのでしょうけど、
事前に申し込みしなかった人も、来られるようにしておけば、
もう少し大勢の人が、参加できたのではないかと思います。
こうしたところはどうしても、お役所仕事を感じますね。

一連のプログラムが始まる前に、アナウンスがあって、
撮影や録音は固くお断りしますと、頑なに拒む案内です。
こうしたシンポジウムの様子は、多くの人が発信したほうが、
広がりが出て良いと思いますが、なぜ禁止なのでしょうか。
協賛になっている新聞社や放送局への、配慮だとしたら、
文化庁は市民よりも、マスコミを大切にすると言うことです。

とまあ不満はこのくらいにして、シンポジウムの内容は、
可西舞踏研究所のパフォーマンスから、シンポジウムまで、
滅多に出会えない人たちの話など、とても興味深かったです。
シンポジウムの参加者は、
 秋元雄史さん(東京芸術大学大学美術館館長)
 林口砂里さん(アートプロデューサー)
 十一代 大樋長左衞門さん(陶芸 美術家)
 増田セバスチャンさん(アートディレクター)
 中川翔子さん(歌手・タレント・女優)

この中で林口さんは高岡の人なのに、まったく知らなかった。
話を聞くと、県内で数多くの活躍をされているようなので、
こうした地元の人が何をしているのか、知らないことも残念です。
そして「KAWAII文化」を発信する、セバスチャンのことは、
知ってはいても表面的だったので、話の内容が興味深かった。
KAWAIIは哲学的な感覚で、多様な小宇宙を認め合う多様性だとか。

翔子さんはほっそりとバランスが良い体型で、小顔もかわいい、
元々歌がうまいことは知っているので、これがタレントなんですね。
アニメを通して、世界の若者文化を繋ごうとしているところなど、
なるほどこれが今の日本の、世界へ発信しているCultureなんだと納得。
これからの時代を考える上で、政府がやっていることは何か、
少しばかり知ることが出来たような、3時間だったと思います。