いったい何が本当なんだか？

このところ、情報量の多さに比例してか、
何が本当か分からない事が、増えています。
日本では森友学園の疑惑で、様々な発言があり、
真実はどうなのか、誰も確証が持てていない。
もちろん当事者は、何が本当か知っている筈で、
しらを切っているのでしょうが、わからない。

安倍首相の森友学園疑惑では、籠池理事長が、
爆弾発言とか言われながら、真相は闇の中です。
さらに、岡山理科大学獣医学部開設の経緯を知れば、
一部のニュースが伝えるように、問題はさらに大きい。
森友問題をフェイクって言う、解説者もいるけど、
むしろ巨大な官僚の闇を、垣間見る気もします。

この問題で、安倍内閣を退陣に追い込む可能性は、
とても低い気がしますが、騒ぎだけは拡大している。
どうして辞任に、追い込まれないかと言えば、
彼が辞任した後を受ける、政治家がいないのです。
石破茂や岸田外務大臣あたりでは、心許ないし、
稲田朋美なんて、冗談にもなりゃしません。

野党を見渡しても、可能性と実力を兼ね備えた、
期待できそうな政治家は、見当たらなくなっている。
政治が汲々として小さくなって、政治家も育たず、
国内外の情勢を、的確に判断する人も見当たらない。
新聞テレビの情報は、まったく当てにならないし、
ネット情報は、信憑性さえ疑われるものばかり。

海外に目を転じれば、シリアで毒ガスが使われ、
トランプ政権は、アサド政権をミサイル攻撃した。
だけど本当にシリア政権が、毒ガス攻撃したかどうか、
ニュースを見ていても、本当のところは分からない。
空爆そのものは、アサド政権側だったとしても、
空爆した地上に、毒ガスが保管されていた可能性もある。

もはやどこで何が起きても、不思議とは思われず、
東芝の経理隠蔽による、歴史的破綻もどこ吹く風です。
アメリカは本当に、北朝鮮を攻撃するのかも知れず、
その時に日本の内閣が、不安定では困るから退陣はない。
つまりアメリカの意向でなければ、安倍政権は続き、
この国はさらに右翼化が進んで、戦時化が整う・・・・