#その他国際情勢

女性が持つ力♪

世界の多くの紛争解決において、非暴力運動が成功する確率は、 暴力的な運動に比べると、2倍も高い数値が出ていると知りました。 これは1900~2006年にかけて起きた、323件の政治闘争を調べ、 研究した結果として、客観的データの基に報告されて…

ユダヤ勢力 VS.トランプ新大統領

CIA本部 トランプ氏がアメリカ大統領になったのは、間違いだったのか? 大手の新聞テレビを見ると、就任以来毎日のように問題ニュースが流れ、 民族主義だとか保護主義だとか、さんざんに言われているようです。 しかしアメリカ国内では、マスコミの激しい攻…

世界を揺るがす諜報戦

今月11日のこと、ニューヨークのトランプタワーで行われた、 トランプ次期大統領の記者会見において、CNNの記者の質問が拒否されました。 「あなたの所は偽りのニュースを載せている」と言う理由だったのですが、 いったいどんなニュースかと思えば、 「マ…

バーニー・サンダースによる「TPPに反対する四つの理由」

トランプ氏もクリントンさんも、選挙中に、TPPには反対すると言っていましたが、 これほど多くの人が反対するようになったのには、バーニー・サンダースの演説があります。 2015年5月14日に行われた、アメリカ上院でのTPP・ファストトラック法…

ファイブ・アイズ

イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、 これにアメリカを加えた情報網を、「ファイブ・アイズ」と言う。 このファイブ・アイズが何をしているか、という内容について、 内部告発メディアのウィキリークスが、昨年の夏に公表しています。 そ…

辞任した国連職員

アンダース・コンパスさんと潘基文(パン・ギムン)さん 今や地方自治の職員も国の職員も、利権保守が仕事のようで、 よほど腐敗して不都合が露呈しても、なかなか簡単には辞めない。 そんな現実を次々に見ていると、救いようのない気持ちになり、 せめて自…

ウクライナ情勢と安倍政権

先日冬季オリンピックが行われた、ロシアのソチから近く、 同じ黒海に面したウクライナにおいて、大きな混乱が起きています。 このウクライナという国は、旧ソ連邦が解体したときに独立し、 その後は親露政権によって、ロシアと深い関係を保っていました。 …

「ウィキリークスの時代」

2010年12月2日に、このブログでも紹介しましたが、 ジュリアン・アサンジによって始まった、国家情報のリークは、 そのご止まることはなく、世界各国の政策に影響を与えています。 今日紹介する本は、このリークによって何がもたらされ、 新しい時代…

世界を揺さぶるスノーデン

昨年世界を騒がせた、様々な事件や出来事の中で、 最も注目すべき一つに、スノーデンの諜報リークがありました。 彼はアメリカの国家安全保障局(NSA)と、中央情報局(CIA)に雇用され、 コンピュータセキュリティに関連した、システム管理者となって、 世界中…

米国での東電訴訟

空母ロナルド・レーガン 日本の新聞テレビでは、どのように報道されているのか、 福島でアメリカの支援を印象づけた、トモダチ作戦で、 実際に作業したアメリカ兵が、東電を訴えました。 具体的な内容は、空母ロナルド・レーガンの乗組員8人が、 被災地支援…

アベノ独裁は絶好調

自民党の人気は今一つ、と言いながら、 安倍政権だけは支持率が高く、何でもやります。 放射能の汚染水垂れ流しを、管理されていると言って、 見識のある人たちから、大顰蹙を買っても、 オリンピックを誘致したので、汚染水など忘れます。 沖縄の米軍基地…

アベノ独裁

またおかしな事が起きています。 選挙では、「TPP参加を許さない!」と、 ポスターまで作っていた、自民党だったのに、 安倍首相の一任で、いつのまにか参加を決める。 その安倍首相は、交渉には秘密ばかりで、 戦後のレジュームを、新しい秘密のレジュ…

コチャバンバ合意

最近世界の新しい思想や、政治的な流れの中で、 マスコミによる情報検閲が高度化した日本では知らされない、 興味深い動きがありますので、その一つを紹介します。 それは欧米から見れば、急進左派とも言われる政治家の台頭で、 反米・反グローバル化を掲げ…

クラスター爆弾と自衛隊

アイルランドの首都、タブリンで開催されている軍縮交渉 「オスロ・プロセス」で、かねてより批判の多かったクラスター爆弾の、 即時全面禁止(生産、使用、移動、備蓄)条約が合意されようとしています。 残念ながら、アメリカ、ロシア、中国は参加していま…

混乱する聖火リレー

先月から始まった、中国でのチベット人の暴動に端を発して、 オリンピックの聖火リレーが、大変なことになっているようです。 イギリスでは、厳重な警戒態勢の中で聖火を奪おうとする人、 チベットの旗を掲げてテレビカメラの前に飛び出す人、 そして聖火を…

民主主義とは?

毎年新春には、見応えのある特集番組がいくつもある。 今年は環境にまつわる特集番組が多いことは予想されたけど、 そんななか、NHKで放送されている「民主主義」は見応えがある。 「アメリカ流民主主義が世界の民主主義なのか」という疑問から、 世界各…

日本人の国際貢献

武力を持って外国へ行くことが国際貢献とは、 僕には、どう考えても間違っていると思われるけど、 実際に世界では、どんな国際貢献が必要とされているのか? そのときに一つの鍵となるのが有名人の活動でしょう。 今も昔も、映画界からはそうした人が多く出…

世界で最も好戦的な日本人?

イギリスのブレア首相が退任を発表したようです。 就任当初からずっと高い支持率を得て、政財改革を進め、 高福祉経済成長を実現させると共に、さらに重要と思われる、 アイルランド和平の実現に貢献したことが思い出されます。 そんなブレア氏が自ら振り返…

「プーチニズム 報道されないロシアの現実」

最近まで存在も知らなかったこの本を、読んでみようと思ったのは、 つい先日イギリスで亡くなった元ソビエト諜報員の死因が気になって、 関連記事を読んでいたときに、何か大変なことが起きているような、 最近のロシアのことが急に心配で気になってきたから…

「グローバル化と文明の衝突」

富山国際大学で、土野繁樹の講演とパネルディスカッションがありました。 土野さんは元「ニューズウイーク」(日本版)編集長で国際ジャーナリスト、 年間の7割はフランスの田舎に家を持って暮らしておられるそうです。 スエーデン人の奥さんも会場からいろ…

911真相究明国際会議 in TOKYO

今日は東京で「911真相究明国際会議」が開かれます。 http://911.globalpeace.jp/911TICJ/Japanese.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日時:2006年10月7日(土) 9:00開場、9:30開演(21:00終演予定) 第1部:9:30-12:0…

5年目の911

2001年の911事件から5年が経ちました。 この間には僕の人生にも大きな変化があったので、 振り返って思うことを書いておきます。 あるとき自分の命を自由に生きたいと思い、 会社を辞めて田舎生活を目指したのが99年のことでした。 それから2年間…

フランスの栄光

サッカーのワールドカップで、 イタリアとフランスが決勝戦を闘うことになった。 テレビで予選リーグのゲームを見ていた限りでは、 スペインやアルゼンチンが優れているように思えたので、 準決勝の顔ぶれでさえ驚きを持って見ていた僕は、 実際にゲームを見…

「なぜアメリカは戦うのか」

家の外は大雪で、家にいてたまたまNHKの番組を見ていたら、 「なぜアメリカは戦うのか」って番組をやっていました。 ハイビジョン放送されたものを総合で再放送していたようです。 内容はまるで「戦争中毒」のイラク版を見るような番組でした。 ウソのト…

「世界の貧困」

ジェレミー・シーブルックの著書、 「世界の貧困」(青土社)を読んだ。 読んだと言っても渋谷の大きな書店で、 置いてあった椅子に座って1時間余で読んだ。 買ったわけではないので、本は手元にはない。 読み返して内容確認することもできないので、 この…

新しい戦争と平和

2001年の911事件以来、 アメリカ合衆国は世界戦争を始めた。 今や世界のいかなる国も安全ではない。 為政者はテロとの対決だとしているけど、 それはどうもいかがわしい表現だ。 「テロリストは誰だ!」の映画を見ても、 現在世界中で戦争をまき散ら…

「ネオコンの論理」

朝から秋晴れのような気持ちのいいお天気で、 シーツなどの大物を洗って屋上の物干しに広げた。 そろそろ原稿を書くにも気持ちのいい季節になってきた。 でもまだ原稿には取りかからずに、本ばかり読んでいる。 今回は、9月のフィロソフィアで取り上げられ…