見えてきた正体

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子供の頃から疑問に思っていた、
この世界にある正義や常識ってものが、
なぜ自分の価値観とは違うのかってこと。
学校で教えられる事への不信感から、
一時は勉強そのものが嫌いに思えた。
経済成長を続ける管理社会への違和感。

大学を出たあとは就職をしないで、
10年以上を旅の生活で暮らしていた。
谷崎潤一郎永井荷風の古い小説を読んで、
この国の美しさや文化にも惹かれていき、
当時旅の行きがかりでチャンスを得ていた、
アメリカでの永住権取得も放棄した。

日本というこの国が好きだって事は、
この島国の風土や四季ある自然の美しさ、
そうした場所で育まれた女性に対して、
思わず恋をしてしまう自分の不思議。
僕にとってこの日本の国を守るとは、
この風土や自然や女こどもを守ること。
美味しい水と空気と女を守ればいいのです。

それ以外に守るものなど何もないのに、
お金と便利さと経済成長を求める人々は、
平気でこの国の美しい自然環境を破壊する。
なぜそんな愚行が横行してしまうのか?
あらためて勉強するうちに見えてきた、
拝金教に席巻された日本の指導者たち。

その執着があまりに激しいものだから、
盲目になって右往左往する人々の群れ。
そこから脱する方法はシンプルで明瞭だ。
無用なお金に対する執着を捨てればいい。
ところが中毒患者にはそれができない。
お金を稼がないと禁断症状が出てしまう。

アメリカは戦争中毒の国と言われるけど、
今の日本はマネー中毒の国でしかない。
本当に大切なものはお金で買えないと、
多くの人はわかっているはずなのに、
お金のためにはどんな罪でも簡単に犯す。
ここまでわかれば対応策も見えてくる。