考える

このところ夏の疲れをおさめようとして、
家でのんびりしている時間が多くなっている。
その間は本を読んだり映画を見たりしているけど、
それ以上に考え事をしている時間が多いかもしれない。
池田晶子さんの本などは10分ほど読むと、
そのあと30分ほど考え事をしていたりする。

テレビや新聞では自民党の総裁選挙などを報道して、
この国の将来をどうする云々の話をしているだろうけど、
そもそも日本とは何なのかがよくわからないままだ。
どうにも好きになれない阿呆倍さんなんかは、
この国を守る為に改憲して軍隊を持とうというけど、
軍隊で守れるものなど権力者の利益だけだ。
そんなもの守られては弱い立場の市民がかなわない。

それなら自分にとって日本とは何なのかといえば、
清純な水と空気の沸き立つ自然を大切にして、
それを活かす文化を持つ人々の集合体だと思っている。
この国を守るとは、そうした人と環境を守ることだ。
そう考えれば、自然環境を破壊した開発事業の親玉、
今の政府こそ日本を破壊する張本人だってことなのか?
なるほど次の阿呆倍政権は軍隊を増強しそうだから、
いよいよ日本国破壊の最終段階へ進みたいらしい。

そんな風にはさせたくないと僕は思うのだけど、
多くの国民はそれでいいらしく阿呆倍政権は誕生する?
子作り奨励も、富国強兵の延長かと勘ぐるしかない。
涼しくなった窓辺で、そんな白昼夢を見ながら、
僕は僕で来年どうやって暮らすのかと考えたりもする。
天気も回復したから、チャリで出掛けるか♪