町内で家解体がありました
町内で、古い家の解体作業がありました。
僕が子どもの頃からあった、家の一つですから、
たしかに古いのでしょうが、さみしい気がします。
ただし今回は、遠くへ引っ越すわけではなく、
同じ町内の別の場所に、新しい家を建てて引っ越す。
僕が子どもの頃からあった、家の一つですから、
たしかに古いのでしょうが、さみしい気がします。
ただし今回は、遠くへ引っ越すわけではなく、
同じ町内の別の場所に、新しい家を建てて引っ越す。
普通に考えれば、人生働いて得たお金で、
老後に新しい家を建てて、暮らすのですから、
経済的には、人生の成功者なのでしょう。
古い家はこうして、きれいに解体するわけで、
誰かに文句を言われる筋合いは、全くありません。
だけど時代を考えると、少し疑問もあるのです。
老後に新しい家を建てて、暮らすのですから、
経済的には、人生の成功者なのでしょう。
古い家はこうして、きれいに解体するわけで、
誰かに文句を言われる筋合いは、全くありません。
だけど時代を考えると、少し疑問もあるのです。
経済規模が肥大した現代では、経済を抑制しないと、
そのしわ寄せは、必ず弱者の生活を苦しめる。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないけれど、
せっせと稼いだお金は、政府や企業を巨大化させて、
多国籍企業が増え、弱い国がいじめられるという話です。
そのしわ寄せは、必ず弱者の生活を苦しめる。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないけれど、
せっせと稼いだお金は、政府や企業を巨大化させて、
多国籍企業が増え、弱い国がいじめられるという話です。
そんなことを気にして暮らす人は、まずいないのですが、
結果としての貧困は、国連の大きな課題になっている。
国連が援助しても援助しても、貧困がなくならない、
むしろ増えている原因は、実は経済の拡大にあるとは、
よほど言いにくいのか、経済学者はなかなか言いません。
だけど実勢問題としては、大概知っているのです。
結果としての貧困は、国連の大きな課題になっている。
国連が援助しても援助しても、貧困がなくならない、
むしろ増えている原因は、実は経済の拡大にあるとは、
よほど言いにくいのか、経済学者はなかなか言いません。
だけど実勢問題としては、大概知っているのです。
そんなことを思いながら、解体作業を見ていると、
年老いて新しい家を建てても、やがて空き家になり、
誰も住まなくなったときに、どうするのか。
古い家なら、住人がいなくなった時点で解体すれば、
きれいさっぱり、片付くと思うのですが・・・
年老いて新しい家を建てても、やがて空き家になり、
誰も住まなくなったときに、どうするのか。
古い家なら、住人がいなくなった時点で解体すれば、
きれいさっぱり、片付くと思うのですが・・・
僕らの町内の中で、僕らの班10軒だけは、
以前からも今も空き家はなく、古い家も残っている。
大雪が降れば危険だったり、強風が吹けば心配で、
心安らかではないけど、自分の人生のようで愛着がある。
あと20年もすれば、僕らは順次いなくなって、
子どもたちもどこかへ移り、我が道を開くでしょう。
以前からも今も空き家はなく、古い家も残っている。
大雪が降れば危険だったり、強風が吹けば心配で、
心安らかではないけど、自分の人生のようで愛着がある。
あと20年もすれば、僕らは順次いなくなって、
子どもたちもどこかへ移り、我が道を開くでしょう。
願わくばお金中心社会ではなく、人間性を重視した、
暖かみのある社会になっていて欲しい、と思うのです。
そのためには自らが、お金に頼りすぎないで、
人の繋がりや公正を大切にして、暮らしていたい。
そう願いながら、残り人生を過ごしています。
暖かみのある社会になっていて欲しい、と思うのです。
そのためには自らが、お金に頼りすぎないで、
人の繋がりや公正を大切にして、暮らしていたい。
そう願いながら、残り人生を過ごしています。