ダイアモンドの輝き

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あけましておめでとうございます

昨夜は、恒例になった除夜の鐘突きふるまい蕎麦の
お手伝いに行って、真夜中の1時過ぎに帰宅しました。
そのままゆっくり好きなだけ寝ているつもりでしたのに、
なぜか夜明けと共に目を覚まして、起き抜けました。
初日の出を見ようかなと思って、窓の外を見ると、
残念ながら、砺波平野は曇っているような様子です。

いつもと違う不思議が、向こうからやって来た場合、
多くの場合は、何か意味があることが多いので、
それは何かと探る気持ちになり、ストーブをつけて、
珈琲を入れながら、なにげなくテレビを見たら、
日本各地の初日の出を、生中継で映していました。
各地に住む友人のことを思いながら、7時27分、
なにげなく変えたチャンネルに、富士山が写っていた。

その頂上左端が、見る間に強くまばゆく輝きだして、
まばゆすぎる太陽がそこに姿を覗かせる直前に、
光の放射は富士の輪郭を台座にしてピークになった。
美しいこの現象は、ダイヤモンド・リングと呼ばれ、
よほどの好条件でないと、見られないものだと解説する。
生身で見るご来光の方がいいとは思っているけど、
この景色は山梨県の限られた場所でしか見られない。
それを僕は、人類の技術によって垣間見ることが出来た。

自分はただ生きていることが奇蹟である上に、
こうしたテクノロジーの奇蹟の上にも生きている。
そうしたことに感謝しながら、さらに思ったことは、
人類はどこへ向かおうとしているのかってことでした。
たぶん、特別どこへ向かおうとしていなくても、
人は生きて活動する以上、かならずどこかへ向かうので、
その方向を意識していないと、とんでもないことになる。
今年は世捨て人として、そうしたことを考えて生きよう!
そんなことを思い、今年初めての記事にしました。

今年もよろしくお願いします。<(_ _)>

(※ 写真は石垣島の平久保灯台から写した朝日です)