「ザスーラ」

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まず原作の Chris Van Allsburg がすばらしいですね!
上に紹介した写真は、魅力的な原作絵本の表紙ですが、
彼は「ジュマンジ」「The Polar Express」の原作者でもある。
僕はこの3作品を、本ではなく映画で見ていますが、
機会があれば「魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園」など、
映画になっていない原作絵本も合わせて見てみたいものです。

まず何が魅力的かと言って、ドアを開けたら宇宙がある、
このイマジネーションを具体化してみせてくれるのがいい♪
物語の展開は「ジュマンジ」とほとんど同じで、
たまたま見つけたゲームを始めたら、別世界に入り込んでしまう。
僕らが子供の頃に、勝手な想像で世界中を駆けめぐっていた、
それを映画では、現実としてスクリーンに展開してくれる。

特別感動するようなものではないし、ありえない話なのに、
それを子供心の映し出しとして受け止める、一気に世界が広がる。
しかも大人が見ても夢の世界に誘われそうな、リアリティもある。
このリアリティに関しては、あとで特典映像を見ると、
大勢のアーティストと言っていい人たちの協力が実っている。
いかにも夢に現実感を持たせようと、真剣に取り組んでいるんです。

出てくるゲーム盤、ロボット、宇宙飛行士、宇宙人、
自分の住んでいる家が宇宙を漂う姿は、哲学的でさえある。
そしてこの作品が魅力的である大きな要因としての出演者と物語。
これは男の子の冒険物語で、女は象徴的に女である姉しかいない。
地下室、ドアの外、エレベータ、その外はすぐに宇宙!
遊び心満載で、僕には大好きな世界の一つです♪

ザスーラ」原作絵本情報は(↓)こちらから。
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ザスーラ」DVD情報は(↓)こちらから。
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