#生物学

ウイルスで絶滅?

マグロの回遊が見られる、葛西臨海水族園のドーナツ型水槽で、 大量のマグロが次々に死んで、残り少なくなっているとのことです。 昨年の12月1日には、マグロとスマとハガツオで165匹いたのに、 今月19日までにスマは全滅し、20日時点でマグロ3…

自然を自然のままに残す価値

僕のところには、高知の「生態系トラスト協会」から、 「森のしずく」と言う会報が、季節毎に送られてきます。 何年か前に、OJTて参加したプログラムが御縁で、 今も送られてくるのですが、本当にありがたい。 「生態系トラスト協会」は、日本に50近く…

海とフキノトウと放射能

一昨日29日の午後、福島第一原子力発電所周辺の海水から、 安全基準の3355倍の放射性ヨウ素131が検出されたことを受けて、 さっそく原子力安全・保安院が、次のように安全だと話していました。 「原発から半径20キロの範囲は避難指示が出されて…

病気?、虫喰い?、それとも獣害?

昨日の記事にも少し書きましたが、晩稲のトヨサトに異変です。 左の写真が普通に育っている様子ですが、右の写真を見ていただくと、 明らかに稲に穂が無くなって、たくさんの稲が倒れています。 最初は即座に獣害かと思いましたが、稲穂の稲をそのまま食べ…

「タゴガエル鳴く森に出かけよう!」

石垣島へ旅立ちの直前に読んだ本が、生き物の面白さを描いた、 小林朋道さんの、「タゴガエル鳴く森に出掛けよう!」でした。 春夏秋冬に分けて、各季節に二つずつの話題を取り上げ、 一風変わった学者の目線で、生き物の世界を興味深く書いてある。 これが…

カモシカとの遭遇!

栃原自然農クラブの、サンタの森自然農園へ、 区画の境界を明瞭にするため、杭打ちに行きました。 用意した杭が足りない分は、大きな石を目印に置いて、 作業を終えたところで、ついでに黒大豆を種下ろし。 このあと晴れの日が続きそうなので、草を刈り集め…

「RNAルネッサンス~遺伝子新革命」

田原総一朗さんと中村義一さんの共著による、 「RNAルネッサンス~遺伝子新革命」を読みました。 2006年6月に、すでに出版されていた本なので、 今では、特別新しい内容でもないのでしょうが、 こうしたRNAの役割は、まったく知りませんでした。 …

「奇妙でセクシーな海の生きものたち」

ユージン・カプランの「奇妙でセクシーな海の生きものたち」 たぶん日本では決してベストセラーにはならないだろうけど、 僕のように夏の一ヶ月間を、沖縄の珊瑚礁で過ごす者にとって、 これはもう、早く海へ行きたくなる罪深い楽しい本なのでした♪ 海と言え…

「見る」とはどういうことか

「脳と心の関係を探る」と副題が付いていて、 視覚の脳内メカニズムの解明をめざして研究をされている、 大阪大学大学院教授の藤田一郎さんの著書です。 このところ、脳の研究が進んでいることは聞いていました。 養老孟さんや茂木健一郎さんの著書は興味深…

「やさしいバイオテクノロジー」

ソフトバンク クリエイティブから出ている、 サイエンス・アイ新書のシリーズ本の一冊で、 広島大学大学院理学研究科助手の芦田嘉之さんが書いてます。 最近の生命科学の分野は、すさまじく進歩しているわけですが、 僕らのような門外漢にはわからないことが…

サザナミヤッコ

シュノーケリングで出会う魚には限りがあるけど、 浅瀬に住む魚はスキューバよりも出会う確率が高い。 このサザナミヤッコも比較的浅瀬の深みに住んでいる。 幼魚はタテジマキンチャクダイとよく似ているので、 水槽などで熱帯魚を飼育している人でも間違え…

「性転換する魚たち」

岩波新書出版で「性転換する魚たち」(桑村哲生:著)を読んだ。 魚の世界では頻繁に性転換が起きていることは知っていたけど、 どのような仕組みで起きるのか興味があったので読んでみた。 すると海の中でいつも興味深く見ていたことの正体がいくつかわかっ…