病気?、虫喰い?、それとも獣害?
昨日の記事にも少し書きましたが、晩稲のトヨサトに異変です。
左の写真が普通に育っている様子ですが、右の写真を見ていただくと、
明らかに稲に穂が無くなって、たくさんの稲が倒れています。
最初は即座に獣害かと思いましたが、稲穂の稲をそのまま食べる動物なんて、
今までに聞いたこともありませんので、あらためてよく見てみました。
左の写真が普通に育っている様子ですが、右の写真を見ていただくと、
明らかに稲に穂が無くなって、たくさんの稲が倒れています。
最初は即座に獣害かと思いましたが、稲穂の稲をそのまま食べる動物なんて、
今までに聞いたこともありませんので、あらためてよく見てみました。
すると茎が途中で折れているものが多く、そこに虫食いの様子もあります。
あるいは、僕が知らない病気かもしれないので、簡単には言えません。
獣害であれば!の対策として、周囲の草刈りや環境整理を試みましたが、
これが虫食いや病気であれば、放っておけば広がる可能性もある。
そう考えて、本来ならもう少し待ちたいところを稲刈りしてしまいました。
ここの田んぼも畑も、少しずつ土が出来てきたところですが、
順調に作物が育つようになったところで、実りの集約度が濃くなって、
何らかの調整作用としての病気や虫食いが起きても、不思議はないのです。
○で囲んだところなど、稲穂の稲はほぼ壊滅状態で収穫は見込めません。
晩稲としても多産品種のトヨサトですから、この無収穫は痛いです。
急遽稲刈りを終えて、予定の7割ほどになってしまった米を見ながら、
あらためて、毎年何が起きるかわからない「農」の不思議さを思いました。
心配ばかりしていてもダメですが、何年やっても「もう大丈夫」がない。
今年は去年とは違う一年を生きているのであり、来年も今年とは違う。
それをその都度どう対応するか?、生きるとはそのようなことなのでしょう。