#歴史

日本海軍の反省会

今年のNHK終戦特集は、見る価値の高いものが多い。 中でも昨夜の「日本海軍400時間の証言」には驚きました。 つい最近まで、そのような会が毎月のように行われており、 太平洋戦争開戦に至る当時の、軍令部の様子がよくわかって、 軍部の事情だけで、…

「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」

今回の東京平和映画祭のパンフレットで、 きくちゆみさんの「911と戦争とお金」のページに、 「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」 って本が紹介されています。 著者の安部芳裕さんは、 環境問題の根幹は経済システムにある!と考えて、 199…

亡者の国

昨日たまたま、NHKの「その時歴史は動いた」をみたら、 日本の終戦から敗戦へ至る18日間が、検証されていました。 ちょうどその時間帯、他の局では自民党総裁選の立候補者が並び、 政府が作った膨大な借金返済に、消費税を上げる話をしています。 どち…

テレビを見なくなる人たち

今日は、2001年のNY911事件から、6年目の日になります。 あれ以来テレビは御用放送の様相を強めて、ジャーナリズムは影をひそめて、 政治の世界までが、エンターテイメントなショーになってきています。 それを良いと思う人は少ないでしょうが、日…

動き出している!

昨夜はNHKスペシャルで、「日本国憲法 誕生」をやっていました。 不正問題で揺れ動いたNHKですが、基本的にはよくやっていると思います。 地元放送局のKNBも、反戦の意志を暗に明確にしてきているし、 日本中で原発に対する不信感から、脱原発への…

逸枝と憲三の一体化

世の中に、命懸けの恋をする人は多いけど、 生涯を掛けた恋をする人は、なかなかいません。 そんなことを考えさせられたのが、この二人、 高群逸枝と橋本憲三の、二人で一つの人生でした。 僕が高群逸枝の存在を知ったのは最近のことで、 日本の明治時代とは…

「日本の200年・上」

中学、高校生の頃は、歴史が大嫌いでした。 なにしろむやみに覚えなくちゃいけないことばかりで、 人の名前、事件の名前、そしてその年号を覚えるばかり。 まるで記憶力ゲームのような授業とテストで、 僕の歴史に対する関心は長らく眠ったままでした。 それ…

神様ネットワーク

欧米の一神教に対するアジアの多神教とは言うものの、 それでは多神教とはどのように成り立っているのか、 せめて自国の事情くらいは知っておこうと思い、 日本神話に詳しい戸部民夫さんの「神社のルーツ」 (血統から探る「神様ネットワーク」)を読んでみ…

「マグダラのマリア」

最近になって、キリスト教界が揺れている。 僕のように門外漢でも、キリスト教は男性中心で、 女性は聖職者にもなれないと知っているのに、 「マリアの福音書」が発見されてから何かが変わった。 広くグノーシス思想と呼ばれていた異端的教えが、 急に大きく…

「顔のない国」

映画監督の今泉さんに勧められて、 飯田進の「顔のない国」を読みました。 2001年5月に出された本ですが、 図書館に頼んでから一ヶ月待たされたので、 今でも読む人は多いのでしょう。 本の内容にある事態は今も続いている。 このところ戦争を振り返る…

「丸山眞男-リベラリストの肖像」

僕は丸山眞男って人をほとんど知らない。 学生時代にも知らなかったし、その後も、 彼の著作は一編も読んだことがないと思う。 ただ戦後の日本思想と言った話になると、 かならずと言っていいほど彼の名前は出てくる。 どうもインテリのリーダーって印象だっ…

「ラダック(懐かしい未来)」

ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ著:「ラダック(懐かしい未来)」 本として読んだのが去年の春先で、とても共鳴する内容だった。 その後「懐かしい未来:ラダックから学ぶ」としてビデオが出たので、 さっそく取り寄せて鑑賞したのが、今年の5月だったと思う。…