10月頼成学びの場

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強力な台風19号が、2~3日後に接近を控えていますが、
少なくとも今日のところは、気持ちのいい秋晴れの一日でした。
稲刈りをしたいのですが、稲の様子を見ると少し早いし、
明日は町内の用事があって、一日農作業はできませんから、
どうやら台風が過ぎるまで、次の稲刈りはお預けです。

今のところ、大正餅、背短黒米、細赤米、背高黒米の4種を終えて、
残り7種類、しかも主力米のイセヒカリはまだまだなので、
今月の天気が気になるところですが、週間予報は雨マークが多い。
こんな状態が続けば、機械化した近代農業がうらやましくなるけど、
実はその機械化が、環境悪化を招いているかも知れないのです。

いろんなことを考えると、結局のところはなるべく機械を使わず、
自給自足的な農作業をしながら、こぢんまりと生きるのがいい。
幸せの本質も、機械化された大量生産よりも手作業にあると、
イリイチから学んだことも、僕の暮らしには息づいているのです。
以前の自分であれば、せっかく学んだことが体現できずに、
心と体がバラバラに暮らしていましたが、今は心技一体です。

五感と五体が競って争わず、一心に纏められて行動すれば、
人は持てる力を最高に出せるでしょうし、気持ちもよくなる。
僕は現在年齢的にも、生命力の衰えが始まっていますが、
自分の中で様々なものが助け合い、補い合っていますから、
少なくとも日常的には、何不自由のない生活ができています。
これをあと10年は、続けたいと思っているのですが・・・

その後はさらにシフトダウンして、のんびり暮らしながら、
妻や子の成長を楽しみに、自分のやりたいこともやっていきたい。
さてそのやりたいことですが、やりたいことが自然農の農作業なので、
どうやら10年後も、ペースダウンしながら同じ暮らしを続けて、
同じようなことを、言っていそうな気もします。

そんなことも自然農をやっていると、あたりまえに身に付いて、
自らの生き方に確信ができたから、不安も遠のいてしまいました。
気が付けばブログも大切な僕の一部で、書くことで確認して、
またいつか書いたことで、再確認することができるのです。
いつかこの心身が滅びるまで、心技一体でい続けたいものです。