この国を守るために

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僕らは今の時代に、国を離れては暮らせません。
あまりにも思想信条や、暮らしの習慣が違う場合は、
イスラム国のように、建国を宣言するのもありでしょうが、
日本の国内では、そのような過酷な状況はありません。
したがってこの国を守りながら、民主主義にしたがって、
少しでも良い方向へ、持っていくことが必要でしょう。

そう考えて、様々な市民活動にも参加していますが、
今では遠くまで、出掛けて参加する元気はないし、
地元南砺市NPOでさえ、距離を置いている状態です。
以前のようには、市民活動に参加しているとは言えませんが、
それでもなるべく、顔を出して協力したいとは思っている。
すると「9条救助隊」から、声掛けがありました。

今の日本は、憲法9条を変えて戦争ができる国にする、
と言うアベノ独裁による内閣が、長期政権を担いますから、
それに反対して、9条を守ろうという集まりもたくさんある。
そんな中の一つでしょう、砺波市の宝田さんが旗を振って、
「9条救助隊」が、毎月9日に定期集会を開いていたのです。
まずはどんな様子か、久しぶりに宝田さんにも会いに行きました。

ちょうど10月9日は、ジョン・レノンの誕生日とかで、
彼の「イマジン」をはじめ、何曲かの歌を歌ってくれる人が、
生の歌声を聞かせてくれて、美味しい大学芋もいただきました。
そしてもちろん、参加者による意見交換もあったのですが、
ついつい難しい話になってしまい、ちょっと反省です。
それよりは食べ物で、豊かさの話をしたかったのですが・・・

僕が自然農に関心を持ったのは、それが生き方であって、
軍事力による国防よりも、食糧自給率を重んじるからであり、
化学物質で国土を荒廃させたくない、との思いからです。
簡単に言えば、自然豊かなこの国の恵まれた環境を、
経済力のために破壊して欲しくないし、同時に飢えたくもない、
そこで自然農による暮らしを、生き方として選んだのです。

この国を守るために・・・、なんて題名をつけながら、
実りの稲を写真に選んだのは、この季節が実りの秋であり、
僕らの時代も何を収穫して、次に来る冬に備えるかを考えたい。
そんな思いから載せたので、決して偶然ではないのです。
国防を考えるなら、軍事力よりも食糧自給率を高めるべきで、
憲法9条を見直すなんて、危険な火遊びでしょう。