不穏な雲行き

イメージ 1
 
まだ梅雨も明けていないのに、今朝は早くから、
真夏の夕立のような雨が、雷と共に降り出しました。
そのしばらく前には、こんな雲が急にやってきて、
それまで晴れていた空が、見る見る雲に覆われたのです。
なんだか地面から沸いて出たような、おかしな雲で、
思わず手を止めて、携帯のカメラで写しました。

世界に目をやれば、ウクライナ上空において、
マレーシア航空の旅客機が、撃墜されていますし、
同じマレーシア航空では、4ヶ月前にも事件があった。
イスラエルは、軍事的には子どものようなパレスチナに、
空爆に続いて、ガザ地区への地上部隊侵攻をしている。
世界は不穏な空気を孕ませ、どこへ向かうのか。

国内ではアベノ独裁によって、戦争の準備が始まり、
プライマリーバランスなど忘れて、予算が膨らむ。
将来の年金を不安にしたまま、消費税だけが上がって、
持てるものと持たざるものの格差は、広がり続ける。
アベノ独裁を止めたいと思っても、それに代わる、
適当な指導者がいないのだから、どん詰まりでもある。

幼い子どもたちが、地上から忽然と姿を消し、
若い女性が次々に殺されて、安心できる場所もない。
まるで八方塞がりのような今の時代に、それでも僕らは、
生きていくしかないのだから、さてどうしたものか。
せめて自分たちだけは、問題を起こさない生き方をしたい、
そう思うから、生き方としての自然農が重要になる。

天は地を映す鏡のように、不穏な雲を沸き立たせようと、
僕らは人類の智恵を持って、これをやり過ごせばいいのです。
雷を間近に見ながらでも、雨を避けて屋根の下にいて、
雨雲が通り過ぎれば、外に出て田畑の農作業をする。
周囲の環境に大きな負荷を掛けず、自然農を続けることで、
その積み重ねが、新しい時代を開けると考えるのです。