今年もサンタの森で

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このブログで、4月1日に募集案内をした学遊塾講座
「命を活かす!自然農の味わい」は、応募者が6人だけで、
規定の10人に満たなかったので、成立しませんでした。
そこでこれを機会に、学遊塾講座ではなく任意のクラブとし、
講座に応募した人にも改めて声を掛けたら、新人が4人と、
去年からの継続者が3人の、合計7人の申し込みがあったので、
これを「栃原自然農クラブ」として、会を立ち上げました。

クラブとは言っても、今のところ特別なルールはなく、
入会金千円と年会費千円をいただいて、場所区画の確保をし、
南砺市の市民活動支援センターに、登録しただけのものですが。
とりあえずクラブにしたことで、案内など出しやすいですし、
学遊塾講座とは違って、途中入会などの融通が利きます。
さらに今年は、一区画あたりの広さを去年の二倍とし、
一区画を6m×10mの広さにして、自由に使ってもらう。

何を植えるかは原則的に自由ですが、自然農の考えを教え、
その考え方に沿って、自分で工夫して育てることになります。
種などは、僕の方で自家採種した無農薬ものを用意して、
黒大豆、青大豆、大豆、鞍掛豆、小豆、エゴマ、モチアワ、タカキビ、
この8種類に限り、自分で選んで使っていただくことにしました。
4~5種類のものを選んで、植えてみる人が多いようです。
このほかに、カボチャやズッキーニ、芋類を試す人もいます。

すでに5月23日に、第一回目の集まりをして説明し、
今日はその日に来られなかった2人に、現地に来てもらって、
区画割りの確認をしたあと、さっそく自分の区画を整理しました。
この写真では中央に広がった、少し色の違うところが自然農畑です。
中程に人が一人、しゃがんでいるのがわかると思いますが、
左側に何本か杭が並んでいて、右側は藪のところまでが畑です。
最終的には、全体で40m×20mの広さにしたいと考えています。

この土地での栽培のコツも少しわかってきて、出来れば今年は、
ある程度はちゃんと、収穫量も確保できるようにしたいのですが、
今日の作業中に、たぶんアナグマ?と思われる動物が出てきました。
しばらく立ち止まり、僕らと見つめ合ってから姿を消しましたが、
タカキビを植えたところを歩いていたので、食べられそうです。
今のところタカキビは順調に発芽しているので、心配になります。
アナグマを飼育するつもりはないので、何か考えないとね!