大相撲と大阪府知事選挙

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27日(日)には、大大の関心事がありました。
一つは大相撲の千秋楽で、白鳳と朝青龍の一番ですが、
これは見ていて何度も、全身にチカラが入りました。
がっぷり四つになって白鳳が朝青龍に躙り寄ったときは、
両者の足がまったく土俵から離れないのに躙り寄っていくのを、
こちらまで息を止めて踏ん張りながら見ていた気がします。
これぞ相撲史に残る、渾身の力の入った大一番だったでしょう!

両者ともに実力が備わっており、その力を出し切っていたし、
横綱には、どうしても勝ちたい事情があるのはわかっていて、
白鳳はそれをはっきり口に出しても言っていたのですから、
利権防衛省の役人のようには、何も誤魔化すわけにはいきません!
こういうホンモノを見てしまうと、審議委員の朝青龍批判さえ、
なんだかどうでもいいもののように思えたりもします。
だけどきっと、そのどうでも良さそうな日々の検証があって、
初めて、こうした鬼気迫る渾身の名勝負も生まれるのでしょうね!

何事も、日々是精進!には違いなさそうです。

もう一つの大関心事が、大阪府知事選挙でしたけど、
こちらは、勝つべき人が勝った気がしないではありません。
まだ30代にして、大勢の子供を持つ父親でもある橋下徹さんは、
今回立候補した6人の候補者の中では、もっとも身近な生活者です。
他の候補者は、何を今更という年齢に感じるのは僕だけでしょうか?
60代にして、すでに自分の生き方をもっている人たちは、
いったい今まで何をしていたのか、当事者ではなかったのか?
そのてん橋下さんは、今までの政治を変える可能性を感じるのです。

ただし彼の若さは、長所でもあるけど短所でもあって、
妙な核武装論を言ってみたり、抽象的な物言いが多いとか、
批判されるところが多々あるのは、これはもうどうしようもない。
だけどそれは、今後みんなで育てていける可能性でもあるのです。
50代、60代の人たちが、取り返しのつかない行き詰まりにいて、
その閉塞感に業を煮やした若者が登場するのは、自然な流れでしょう。
そうした意味で、僕はまだ能力が未知な橋下さんに期待します。
それは決して、自民党を応援しているわけではありませんからね!

政党に関係なく、既成の価値観にウンザリしているのですよ。


今日の写真は、僕が大好きなカスミアジです!