遊びごっこ祭り♪

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~お父さんもお母さんもみんな子どもだった~
と言うわけで、今どきの子どもたちに昭和の遊びを教え、
大人と子どもが混じって、楽しく遊ぼうという企画。
面白そうなので、スタッフを引き受けて福光の児童館へ、
姫と妻を伴って、よく分からないままに参加しました。(^_^;)

10時から13時までの3時間で、時間的には短いし、
僕は遊んでいる子どもを、見守っていれば良いとのことでした。
早めに行って簡単な打ち合わせを済ませ、10時を過ぎると、
徐々に子どもたちもやってきて、少しずつ忙しくなります。
最初の内はコマ回しをして、適当に遊んでいたのですが、
やがて大賑わいになると、僕も遊んではいられなくなりました。

コマ、メンコ、おはじき、輪ゴム鉄砲、カルタ遊びがあって、
それぞれのコーナーで遊ぶと、台紙にシールが貼ってもらえます。
そのシールが5枚そろえば、一回くじが引けるとあって、
やってきた子どもたちが、次々に全部の遊びに挑戦するのです。
中でも輪ゴム鉄砲は人気があって、それなりに時間も掛かるから、
子どもたちが順番を待つほどで、指導する人が足りません。

それならばと僕が入って、見よう見まねで作り方の指導です。
割り箸を利用しての鉄砲作りで、鉄砲ってところが気になりますが、
ここはそれ、楽しめれば良いだろうと割り切っての挑戦です。
小刀を使って、丁寧に形を作るのが本来の指導でしたが、
僕の場合は細かいことを気にせず、ともかく造って遊ばせる。

できあがった輪ゴム鉄砲で、的当てをする場所もあるから、
自分の作品ができあがると、さっそくみんな試し打ちをします。
当たれば当たったで嬉しいし、子どもたちは喜んで遊ぶ。
最近の子どもは、小さな画面のゲームばかりして遊ばない、
って言う話を聞いていましたが、そんなことはまったくない。

クジ目当ての子もいたでしょうが、ほとんどの子は楽しげで、
夢中になってメンコをしたり、コマを回したりして遊ぶのです。
考えてみれば、普段はこんな遊びを出来る環境にないし、
そもそもコマもメンコもおはじきも、身の回りにないのです。
いつの時代の子どもたちも、身の回りにあるもので遊ぶのだから、
身の回りにゲームしかないから、ゲームで遊ぶのかも知れない。

11時台はめちゃくちゃ忙しくて、あたりは子どもたちで一杯、
ecoto mamaの企画はいつも賑わいますが、今回も大勢人が来ました。
南砺市が後援して、美味しいカレーのキッチンカーも来ましたし、
これだけ賑わえば大成功で、子どもたちは良い思い出になったでしょう。
大人の数がちょっと少なかったけど、これでちょうど良かったようで、
子どもが主役の企画ですから、大人は盛り上げ役が良いようです。

そう言えば、昔は子どもと一緒に遊ぶ大人がどこにでもいたけど、
現代では子ども遊びをする大人を、ほとんど見かけなくなりました。
それはもしかしたら、遊ぶ余裕もなくした大人が増えて、
世の中が世知辛くなった所為ではないか、とも思えるのですが、
これで豊かな社会になったと言うなら、お粗末な気がします。