自然はおもしろい♪

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強烈な寒波が過ぎ去って、平穏が戻りました。
ニュースを見る限り、この寒波による被害は大変で、
能登半島佐渡島では、水道管の破裂が激しい。
今のところ全面的な復旧には、いつになるかわからない、
との情報もありますが、人的な被害はさほどではない。
交通機関の乱れによる経済被害は、あったかも知れない。

とは言っても、子どもたちにとっては楽しい事態で、
大雪で初めて雪だるまを作ったり、かまくらを作ったり、
もちろんスキーやスノボで、遊んだ人も多いでしょう。
雪がある公園や、凍った氷の面白さといったら、
誰かが作ったゲームをするような、限界の比ではない。
予測不可能を予測する、最高の知的ゲームとなるのです。

我が家の姫も、普段は家の中で遊んでいますが、
今回の寒波では、ソリをしたりかまくらで遊んだり、
小さな中庭に出て、ともかく雪をいじって楽しみました。
寺子こども園もそうですが、外へ出掛けて遊ぶのは、
都会とは違う田舎の、最高の楽しみと言えるかも知れない。
だけど一般には、そうした遊びは減っているようです。

僕は自分の暮らしも、自然に近づけることによって、
不用意な環境破壊を避け、気持ちよく生きたいと思う。
だけどそうした考えは、一般的ではないようで、
世の中はひたすら人工的な物を増やし、それによって、
経済成長することを、社会の目標の如く考えている。
お金が増えるこことが、豊かさだというわけです。

20世紀ならともかく、今どきそんな豊かさは、
問題を生むばかりで、人を幸せにしたりはしません。
すでに物資は過剰で、これ以上いくら増やしても、
一部の欲深い人を太らせ、貧富の差を広げるだけです。
21世紀に必要なのは、新しい思想に裏付けされた、
新しい時代を切り開く、生き方でなければなりません。

そして当然のことですが、遊び方も変るべきで、
人と自然が調和して楽しむ、新たな環が必要なのです。
そうした環境を求めて遊び、それを助ける産業が生まれ、
また新たな学問や、知的イノベーションも盛んになる。
だからこそ子どもたちは、ゲームや人口遊戯に溺れずに、
身の回りの自然界に関心をもって、楽しんで欲しいのです。