親子遠足はガイアの森へ♪

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寺子こども園から、親子遠足に行きました。
行き先は射水市の、ガイアの森で、
富山病院の駐車場が、集合場所でした。
富山病院もガイアの森も、初めてでしたが、
前もってネットで見ておいたので、問題なし。

定刻には、ガイアの森のラガーさんが迎えに来て、
みんなで歩いて、基地の場所まで移動です。
そこから先は、言葉通りに森が広がっていて、
参加者は自由に、森の中を歩いて遊びます。
木の枝から吊された、大きなブランコや、
竹を編んで作った、遊び道具などが並んでいる。

だけど一番の楽しみは、森そのものでした。
山を登っていくと、冬イチゴの群生地があって、
子どもたちは、夢中になってイチゴを摘み、
それをそのままほおばって、味わっていました。
僕も食べてみましたが、野性味たっぷりの味わいで、
摘んですぐに食べるのは、本当に楽しい。

基地の反対側には、適度な大きさの川もあって、
子どもたちは、ライフジャケットを着て出掛けます。
ラガーさんは釣り竿を持って、張り切りましたが、
この日は餌が見つからず、お魚は諦めです。
それでも子どもたちは、楽しそうでした。

長靴はすぐに、中まで水が入ってしまい、
子どもによっては、水の中に倒れる子もいます。
だけど皆楽しそうで、満面の笑みが耐えることなく、
服まで濡れたままで、川遊びを続けていました。
幸いに天気も良かったし、比較的暖かかったのです。

作物は獣に食べられるので、電気柵で囲ってある。
僕らはその中を歩いて、カマキリの産卵を見つけました。
最初は白い泡状のものを見つけて、近寄って見たら、
その下に何か動いていて、それが大きなカマキリでした。
カマキリが逆立ち状態で、お尻から上に向けて、
白い卵を次々に産んでいる、その最中だったのです。

僕らが見ていても、産卵は中断することもなく、
僕らはそこを離れて、また思い思いの遊びに行きます。
基地のそばでは料理が始まり、焼き芋用のたき火も始めて、
お昼はみんなで、持ってきたおにぎりと芋汁です。
むかし「森の幼稚園」の短編映画を見て、憧れた姿が、
ここにはちゃんと、現実の姿として存在していたのです。

田舎の町中に住んでいてさえも、自然は失われて、
身の回りに森などは、まったく遠い存在になっている。
自然の中で過ごす時間が、どれだけ自由で楽しいか・・・
時々でも良いから、こんな森の中で過ごすことで、
子どもたちの野生を、大切にしたいと思います。