祭りに雨は降らない!

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5月3日は、日本の憲法記念日ですが、
ローカルなところでは、僕が住む地域である、
井波八幡宮の、よいやさ祭りの日でもあります。
この日の春祭りは、歴史も古いのですが、
同時に不思議なくらい、中止になったことがない。

雨風が強ければ、祭りは中止になるのですが、
天気予報がどうであれ、不思議と天気が崩れません。
今回も前日の天気予報は、終日雨の予報で、
午後には、まとまった雨が降るような予報でした。
それが終盤の5時過ぎに、少し振っただけで、
まったく雨具の必要がない、祭り日和だったのです。

僕は町内の鉾を引き回す役の、代理を引き受け、
朝からはっぴを羽織って、鷲を戴いた鉾を引きます。
神輿や獅子舞と違って、さほど体力はいらないのですが、
一日ずっと引き回していれば、それだけで疲れる。
どうせ疲れるなら、神輿を担ぎたい気もするのですが、
たぶんもう、足がついていかないでしょう。

僕が子どもの頃は、同年の子がたくさんいたので、
獅子舞や神輿担ぎは、長男の役と決まっていましたから、
次男だった僕は、獅子舞も神輿担ぎもやっていない。
だけど横浜に住んでいた頃に、神輿を担いで、
肩は腫れ上がったけど、楽しかった想い出があって、
その体験を、もう一度味わってみたい気がするのです。

とは言っても、月日は確実に過ぎており、
僕の体力は間違いなく、衰えているはずです。
子どもの頃に見た祭りは、今は違った見え方がして、
横浜で夢中になって担いだ時とも、別物になって、
遠い日の記憶は、今の自分を戸惑わせます。