”よいやさ祭り” 前夜祭
明日5月3日は、井波の伝統ある「よいやさ祭り」です。
以前は町を挙げてのお祭りでしたが、今は南砺市の一部で、
昔の賑わいはありませんし、祭りの担い手も減っている。
御神輿などは、担ぎ手を集めるのが大変だと聞くし、
出店などもほとんど無くなって、寂しい限りなのです。
僕らにしても、旧下新町は獅子舞を担う町内なので、
特に男の子がいる家では、何かとやることがたくさんある。
だけど女の子だけの家では、あまりやることがないというか、
近年は女の子も、獅子舞に参加するようになりましたが、
元々が男子を中心にした祭りなので、違和感はある。
それでも伝統文化は、守れるものなら守りたいから、
協力できるところは協力するけど、いろいろと難しい。
井波の各町内は、それぞれ屋台や獅子舞の役割があって、
祭りの前日には自分の町内で、挨拶回りがあります。
だけど平日の日中では、仕事のある人は協力できません。
僕の場合も姫はこども園で、妻はパート仕事ですから、
特にこの火曜日というのは、我が家は忙しい日でもある。
午前中なら家にいたけど、町内の獅子舞が我が家へ来たのは、
ちょうど買い物に行っていた時間で、家は留守でした。
したがって獅子を迎えることも出来ず、寂しい限りです。
とは言っても有り難いことに、姫が通う寺子こども園は、
町内のイベントに積極的に参加するので、我が家も便乗です。
姫は上新町の屋台引きに、参加させてもらえたことで、
僕も妻も生まれて初めて、祭りの神様の御旅所の夜を見ました。
と言っても、神に唄を奉納するところを見ただけですが。
姫は面白かったようで、一生懸命綱を引いていましたし、
せっかく地元のお祭りで、何らかの参加が出来たのは嬉しい。
祭り当日になる明日は、八尾の山中に用事があって、
井波を留守にする予定なので、祭りには参加しないのです。
人手の足りない祭りは、徐々に廃れていくのでしょうか。