ナチュラリストと山歩き

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サンタの森を利用する、ナチュラリストの人たちが、
近くの山歩きをするというので、一緒に行ってきました。
僕はもう何年も前から、ここへ来続けているのですが、
今まで周辺の山を歩いたことが、一度もありません。
今回は山菜の時期に声を掛けられて、喜んで行きました。

歩き始めてまもなく、すでに開いてしまってはいますが、
コゴミの大群生した場所があり、何だか別世界のようでした。
このあたりは、畑をやっている場所からまだ見える距離で、
こんな所にコゴミや、タラノメや、イタドリがたくさんある。
山は遠景を眺めるのもいいけど、こうして歩いて回れば、
食べられるものが、いたるところにあるんですね。

コゴミ、ワラビ、ゼンマイ、タラノメ、ウド、イラクサ
いろいろ取りましたが、天ぷらにして藤の花もいただきました。
薄い衣で、揚げたあとの色合いもきれいで、香りもいい。
前もって用意してあった、イタドリの漬け物も美味しいし、
ちょっと歩き回っただけで、こんなに収穫できることに驚きです。

もちろん、食べ物を収穫するためだけに回ったわけではなく、
珍しい草花のことも、たくさん教えていただきましたが、
「地獄の釜の蓋」なんて、面白い花の名前の事も知りました。
食べるための山菜採りだけでなく、見て回るのも面白いですね。
僕個人的には、西洋タンポポでない、和タンポポを初めて見て、
しかも、たった一本しかなかったことにも驚きました。

2時間あまり歩き回っただけですが、ちょうど季候も良くて、
軽い汗をかいて終了し、お昼にたっぷりと山菜をいただいたら、
気持ちよくなって、シャツ一枚で眠ってしまいました。
これがいけなかったらしく、体が冷えてだるくなってしまい、
農作業は中止して、家に帰ってしばし寝込んでしまいました。

明日の夜は「幸せの経済学」の上映会です。
もう少し準備しなくちゃいけないこともあるんだけどね・・・
好きでやっていることだから、頑張りましょう!