今年の山菜

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今年も八尾の石黒家へ行って、山菜を採ってきました。
朝から快晴の暑い一日で、渓流沿いに山を登って行くと、
すぐに全身に汗をかいて、息が上がる状態でしたが、
谷間の日陰には、まだ雪の残っているところもありました。

去年は若い男性の道案内で、かなり山奥まで行きましたが、
今年は子どもたちの道案内で、山の奥までは行かずに、
途中で引き返しましたが、それでも収穫は結構ありました。
種類も量も見たとおり、みんなで味わって余りあります。

こうした山菜の豊富な場所を、地元の人は知っていて、
キノシタ畑、ヨシナ畑、イラクサ畑、と呼んで大切にします。
ウドのある場所、タラノメの取れる場所はわかっているし、
ススダケなんかは、田んぼの土手に育てているんですね。
私有地の可能性がある山に、勝手に入るのは慎みたいものです。

石黒家の真っ黒な犬が、藪の中でガサガサしていると、
ゲッ!これって熊の子か?なんて焦ったりするのですが、
このあたりでは、今のところ熊はほとんど現れないようです。
しかし今日は、裏の竹藪をカモシカが通っていきました。
カモシカは、このあたりから利賀にかけてよく見かけます。

今年一番の暑い日を、ゆっくりと山で過ごした後で、
平地へ戻って野菜の様子を見たら、水不足で弱っていたのが、
トマト、ピーマン、キュウリ、エンドウ、などの類で、
乾燥していた里芋の畝と合わせて、水やりをして帰宅です。