40.2℃の気温

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本当はいろいろ書きたいことがあるのですが、
このデスクトップ・パソコンを置いてある場所が二階部屋で、
エアコンなど使っていませんから、暑くて頭が働きません。
したがってネット作業は、午前中しかやっていませんし、
その午前中に用事があって外出したりすれば、もうおしまい。
午前11時から午後7時までの8時間は、二階へ上がる気もしない。

そんな状況下で、今は汗をかきながらパソコンに向かっているのは、
今日群馬県の館林で記録された40.2℃の気温に驚いたからです。
いや驚いたのは、そのニュースに関する解説で、猛暑の原因は、
太平洋高気圧に覆われて晴天が続いたからと説明するか、
もう少し突っ込んだところで、ラニーニャ現象しか言いません。
もっと真剣に、はっきりと「地球温暖化」が原因だと言えば、
少しは温暖化を止める活動に理解と協力が増えるのではないでしょうか?

そう思っていたら、どこかの電力会社は、節電を呼びかけながら、
原発が止まっているので、二酸化炭素の排出量が2%増えたとの発表です。
そうじゃないでしょう! 代替えエネルギーの開発と利用を進めずに、
危険な原発に頼って事故まで起こしたことが、電力不足の原因だし、
自分さえ良ければいいようなエアコン環境を進めたとことが、
夏場のピークだけに異常な電力需要を生んでしまったのです。
つまりこれは、街づくり政策や原子力政策の失敗結果なのですよ!

マスコミ報道を見ていると、そうした反省はほとんどないので、
これからも危険な原子力とコンクリートの街づくりはやめないのでしょう。
すると、すでに起きている南欧ように気温46℃なんて熱波が来れば、
なす術もなく多くの弱者が倒れ、亡くなる人もでてくるのは間違いない。
この状況下でさえ、夏物商戦が好調だと喜ぶ報道を見ていると、
人間などさっさと滅んでも仕方ないのかもしれないと思ったりする。

しかし今日は62回目の終戦記念日で、記念イベントや番組があり、
今でも戦争当時の傷を抱えながら生きている人たちを紹介したり、
あるいはその証言を、若い人が伝えようと努力しているのを見ると、
やっぱり人間も捨てたものじゃないなあ!なんて思ったりもするのです。
事実僕の身の回りにも、これから生まれてくる子どもたちのために、
少しでもいい環境を残したいと考えて頑張っている人がたくさんいる。
いかに阿呆政治家や馬鹿経済人が多くても、それが全部ではない。

たとえ小数であろうとも、人の苦しみを我がことと受け止めて、
多様な価値観を認め合いながら生きていける社会を作っていきたい、
そう考える人がいる限り、僕も何かお手伝いをし続けたいと思っています。
世界を変えるのは、僕のような小さな力の集まりによると思うのです。