水温上昇と温暖化

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環境問題に関する情報を集めていると、
CO2による地球温暖化説と同時に、
地球温暖化陰謀説!と言うのがあります。
これは温暖化による危機を煽ることによって、
CO2を排出するエネルギー産業を批判し、
石油などの枯渇エネルギー使用を押さえようとする。
実際に科学者の間では、現在のCO2程度では、
地球が温暖化するとは言い難いとも言われている。

また原子力産業を推進したい人たちが、
CO2を出さない原発が有望なエネルギー源!
と言い出すものだから、これは陰謀だ!となる。
いったい真相はどうなのか?って話です。
しかしそんな陰謀説を余所に、水温は確実に上がり、
近海の海では生息する魚の種類が変わってきて、
珊瑚礁の海では、海水温の上昇でサンゴが死んでいる。
やっぱり海水温は上がっているとしか思われない。

何が真実で何が嘘なのか、もう一度整理すると、
海水温や平均気温を見る限り、温暖化は進んでいる。
この事実は間違いないと思われるので、問題は原因です。
はたして、CO2が主原因で温暖化しているのかどうか?
どうやらこれが、かならずしも明確ではないのです。
地球そのものは、むしろ冷めてきている時期であり、
それを押し留めて、温暖化させている主原因は何なのか?
ひとつ面白い説があることを、紹介しておきます。

それは、
温暖化で水温が上がっているのでなく、その逆では?
と考える。

実は、温暖化で水温が上がってきたのではなく、
地球上の水温が上がってきたことで、温暖化している!
とする考え方があるのを、どう思われるでしょうか?
汚染によって水が変質し、熱を帯びてきているとしたら?
たしかに地球は、水と水蒸気で覆われた水の星で、
この水が変質して熱を帯びれば、気温だってあがる。
ただ、こうした説を証明することは難しいので、
証明できないから、言えないだけだとしたら?

現代人の科学技術など、高が知れているのです。
我々の周囲にある水が、この50年でひどく汚染され、
降る雨や海洋水さえ汚染が進んで、飲める水も減っている。
この状態で、水全体が不純な熱を帯び始めたとしたら、
その結果として、地球全体が微熱化しても不思議ないのです。
証明できないから荒唐無稽だ!と思うなら、愚かでしょう。
僕は自然の中に立つ感性を持つものとして、そう感じる。
病人の血液のように、水が病んで地球が微熱を出している!

だからと言って、間違わないでくださいね。
CO2が温暖化と無関係だと言っているのではなく、
放射能汚染だって温暖化の要因であるかも知れず、
水や水蒸気の汚染による変質が、主原因の可能性がある!
と言っているのですが、現代の科学で証明はできません。
だけど自然を大切にして、循環型の生活をするなら、
問題を起こさない暮らしができるし、政治がまともなら、
経済成長より、公平な再分配を目指すべきなのです。