とやま自然農・学びの場

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今年も「自然農・学びの場」で、春の農作業が始まりました。
3月から11月まで、去年までは「まみあな田畑」だった場所が、
今年は新たに「となみグループ」としての再スタートです。
午前10時の集合に、遅れた人も含めて11人ほど集まって、
石黒リーダーの指導で、さっそく畑の準備作業から始めました。
草だらけの場所はきれいに草を刈って、水はけ用の通路を作り、
畝は全体に平らになるように土を均して、自分の場所を整理する。

今日はジャガイモの種芋植と、春植レタスやカブの種蒔きです。
継いで去年から植えてあった、白菜やキャベツの手入れを教わり、
さらには、田畑周囲のエンゾ掃除(溝浚え)をして、昼食です。
ちょうどそこへ、新湊あたりの海岸でホタルイカを取ってきた人が、
バケツ一杯持ってきて、武部家の台所で茹でて出してくれました。
富山湾ホタルイカは、朝取れの茹でたてをすぐに食べると美味しい!
と言うわけで、みんな持ってきたお弁当と一緒にいただきました。

僕は自分のエリアとしては、田んぼの周囲を少し整えただけで、
あとは里芋の種芋を少しもらって、今日の作業はおしまいです。
この日は午前中こそは、春先の穏やかな感じでよかったのですが、
お昼頃から徐々に風が強くなって、気温も下がってきた感じでした。
次第に寒くなるので、途中からは防寒作業着での参加でした。
遅めの昼食のあと、午後はもっと他の作業をしてもよかったけど、
午前中にたっぷり浴びた風で、花粉症の症状が出てきたので帰宅です。

久しぶりだから、みんなちゃんと集まるのかな?と心配もしたけど、
今日の欠席は一人だけで、あとは全員そろって出席でした。
新しい人や辞めた人もいるので、新たな区画割りを確認して、
土地を使う使用料も集金が始まりました。僕は区画が一番広いので、
田畑を全部合わせて、一万四千円の使用料を支払う事になっています。
今年もこうして農作業の一年が始まると思えば、ありがたいと感じます。

僕らが自然農の考え方の基本にしているのは、川口由一さんの考えで、
「妙なる畑に立ちて」(↓)をそのテキストとしています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4787790803?ie=UTF8&tag=isobehon-22