明日は、鎌仲監督講演会

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いよいよ明日は、Eフェスタ2009のメインイベント!
映像作家であり映画監督でもある、鎌仲ひとみさんをお迎えして、
「ぶんぶん通信 №2」上映と、「環境のEいいはなし」を行います。
高岡市の共催を得て、誰でも無料で参加できますので、
将来の環境に関心がある人たちの参加を、お待ちしています。

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 * 6日(日)★メインイベント 13:30~16:00   
 * 場所:高岡駅前 ウイングウイング高岡 4階ホール
 * 「環境のEいい話し」              
 * 13:35~14:35 ●「ぶんぶん通信 №2」上映   
 * 14:35~15:05 ● 鎌仲監督の講演        
 * 15:05~15:50 ● 本音でトークトーク     
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そこで今日は、来年公開の映画「ミツバチの羽音と地球の回転
において取り上げられる予定の、上関原発のことを紹介しておきます。
「ぶんぶん通信」を見ればわかることですが、この上関原発は、
写真で見える対岸、祝島集落の正面、すぐ見える距離に位置しますので、
万が一事故が起きれば、島民は逃げ場所もなく全滅するでしょう。

そのために、島の住民の9割以上が反対しているにもかかわらず、
上関町議会は、膨大な補助金目当てで原発建設に賛成してしまったのです。
そのときの町議会の様子は、「ぶんぶん通信 №1」に描かれていました。
「一部の住民に痛みを押し付けて、それで町政が成り立つのか?」
と質問する、島の人々の声を代弁する議員の声を無視するように、
「すみやかな可決を!」と採決を促す推進派議員の声が不気味でした。

地方自治の時代と言われながら、なぜこのような住民無視が起きるのか?
鎌仲監督は、六ヶ所村の再処理工場の問題に取り組んだときに、
すでに走り出している国家的巨大プロジェクトを止める難しさを感じ、
まだ工事が始まっていない上関原発で、住民意思の可能性を探っている。
僕はそのように受け止め、応援したいと思わされたのです。

国政においては、日本の憲政史上初めて選挙による政権交代が実現し、
ここで民主党マニフェストが実現すれば、それは革命的な出来事です。
この改革の時代に、住民の意思はどこまで行政に関わることが出来るのか?
そんな問いかけは決して祝島だけのことではなく、誰の地元においても、
これから地方自治を掲げる上で、大切な要素になっていくのです。
その可否の占いが、鎌仲さんの作品から見られることになるでしょう。

まだ「ぶんぶん通信 №1」を見ていない人のために、
今日5日(土)の夜には、僕らの企画最後の無料上映会もあります。
場所は、ウイングウイング6階の会議室で、19時から。
そして明日、少しでも多くの皆さんと「ぶんぶん通信 №2」を見て、
鎌仲さんの話を聞いて、意見交換に参加して欲しいと思っています。

さらに詳しく「上関原発」のことを知りたい人はこちら。
http://stop-kaminoseki.net/
不都合を隠し、無視する、電力会社の実体も知っておきたい!