醤油造り

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家での味噌造りは、すっかり慣れてきたので、
今度は醤油造りをと考えて、見せてもらいました。
大玉毛に住む森さんは、毎年醤油造りをしていると聞いて、
実際に作っているところを、見学させてもらったのです。

見せてもらったのは、大豆に麹を混ぜる1日目と、
その2日後に塩と水を混ぜて、樽に仕込むところです。
今日はその記録を整理して、今後のために残しておきます。

《1日目》
事前に用意しておくのが、
(A)小麦3.5㎏を炒って、粗挽きにしておく。
(B)大豆3.25㎏を蒸して、30℃に冷ましておく。
※基本的には、小麦と大豆は同量で良いそうです。

床が汚れないように、ブルーシートを敷いた上に、
シーツ状の布を広げて、その上で(A)と(B)を混ぜる。
醤油麹1斗用の半分を、これに加えてよく混ぜる。

6~7枚の麹箱に広げて、こたつなどを利用して加温。
温度が上がってきて発酵が始まったら、箱を広げるなど、
30℃くらいで温度調整しながら、全体が発酵するのを待つ。

《+2日後》
事前に用意するのは、
(C)塩 3.2㎏
(D)水 8.7㎏

写真のように発酵した(大豆・小麦)をシートに広げ、
塩を加えて、大豆をつぶさないよう丁寧に混ぜていく。
大豆はつぶれると油が出るので、今回はつぶさないでやります。

混ぜ終わったものを樽に移して、水を加えながらよく混ぜる。
一度の全部の水を入れると、混ぜにくくなるので、適量ずつ。
すべて混ぜ終わったら、仕込みは終わり。

《+3日後》
樽の中身を天地返ししておく。

その後1週間に一度、4回天地返しをし、
さらにその後は、月に一度の天地返しを6回行う。

この後は半年後に、醤油を絞りますので、
その時にまた報告します。