今年は簡単に!~味噌造り~
今年の味噌造りは、ビニール袋で簡単にやりました。
~2011年版・味噌造り~
20日の教室でやったものを、あらためて自宅でもう一度やりましたので、
手順を含めて、やり方をこちらに載せておきます。
【準備するもの】
材料= ①青大豆 900g ②米麹 一枚 ③塩 370g ④アルコール 少々
道具=・大豆を煮る鍋(余裕のある大きめのもの)
・ 煮た豆をつぶす道具(今年はミンサーを使いました)
・ 作業台やビニールシート、またはビニール袋(麹の塩切り、豆混ぜに使う)
・ 味噌を仕込む入れ物(4リットルの容器)
・ 重石 ・ラップ ・ビニール袋 ・ザル
【前日作業】
★ 前日の内に、材料や道具は全部そろえておきましょう。
※ 前日に買った麹は、発酵が進まないように、冷暗所で袋を開いて保管します。
(1) 大豆を洗って水に浸ける。
よく洗って洗い水を捨てたあと、大鍋に入れて、大豆2~3倍量の水に浸します。
浸す時間は、普通の大豆で15~20時間(寒い日は長く)。青大豆はやや短め。
【当日作業】 朝9時に鍋の火を入れておきます。
★ 大豆がやわらかく煮えるまでに(2)(3)(4)をやっておく。
(2) 作業する場所に、きれいなビニール袋を置いて、麹をそこに入れる。
(3) 作業場所(今年は袋の中)で、麹に塩を混ぜて「麹の塩切り」をします。
この時、塩の1割は別にとっておいて、あとで使います。
(4) 味噌仕込み用の容器や、大豆を潰す道具などを熱湯またはアルコール消毒して、
あとは大豆がやわらかくなるのを待ちます。
★ 豆が指に挟んで潰れるくらいに柔らかくなったら、次の作業に入ります。
(5) 煮えた豆をザルで出して潰します。(900gの豆なら40分くらいで潰す。)
※ 半分つぶし終わるまでは火を消さず、煮汁を捨てずに弱火で煮ながら作業です。
(6) 潰した大豆に、塩切りした麹を混ぜていきます。
大豆が冷めないよう手早くやりますが、冷めても熱い鍋の汁を入れるので大丈夫。
(7) 全部の大豆を潰し終わって、麹と混ぜ合わせたら、鍋に残した種水を加えて、
さらに混ぜ合わせて、全体にたっぷりと汁を含んで、形が崩れない程度にします。
※ 余って捨てる種水を少なくできれば、それだけ大豆の養分を捨てなくてすむ。
(8) 用意した容器に、残した塩を少し振って、そこに混ぜ込んだ味噌の材料を詰め
いく(ビニール袋の場合は塩を振らないので、その分も塩切り時に使っておく)。
(9) 全部詰めたら表面を平にして、塩で表面を整え、ラップをかけて、重石を乗せて終わり。
★ 仕込み終わった味噌の容器は、密封した状態にして、冷暗所に保存しておきます。
★ 三ヶ月ほどしたら、梅雨の前に天地返しをして熟成のバランスを整えます。
※ 梅雨時期はカビが繁殖に注意、秋の初めには美味しくいただけるでしょう!