「雑穀と豆を楽しむ」講座スタート

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秋冬の自然農講座は、今年も雑穀料理教室を開催です。
今日がその第一日目で、講師は八尾大長谷の石黒文子さん。
ある程度の下準備は、前もってしてありましたが、
2時間の講習時間で作ったのは、次の4品です。


【もちきびのナゲット】

ーもちきびの炊き方ー
①もちきびを水洗いして細かい目のざるにあげ、
②鍋に煮立てたお湯に、モチキビと塩を入れて木べらでかき混ぜながら強火で煮る。
③水分が全体にまわって餅状にプツプツ吹いてきたら蓋をして、とろ火で15分。
④炊きあがったら火から下ろして10分蒸らし、蓋を取ってほぐしておく。

ーナゲットの作り方ー
①凍り豆腐は戻して絞り、粗いみじん切りにする。
②同じく粗みじん切りにしたタマネギとごま油で炒め、塩小さじ1/2を入れる。
③これと炊いたきびをボウルに入れ、生姜、コリアンダー、酒、醤油、塩を加える。
④よく混ぜ合わせたら、最後に地粉を入れて混ぜ、平たく丸めて油で揚げる。


【タカキビの麻婆ソース】

①ごま油を熱して生姜を炒め、ネギ、大根、ニンジン、しいたけの順に炒める。
②タカキビを入れてひと混ぜし、だし汁を加えて圧力鍋で15分炊く。
③蓋を開けて、みじん切りの赤唐辛子と味噌、酒、醤油を入れて煮込む。
(※できあがったソースは、茹でた豆腐や揚げた茄子に掛けても美味しい)


【カブとカボチャのあわ入りシチュー】

①もちあわは洗って細かい目のざるにあげておく。
②タマネギとカブは厚さ5㎜のまわし切り、カボチャは5㎜のいちょう切りにする。
③ごま油を熱し、タマネギを透き通るまで炒め、カブ、昆布、水を加えて蓋をする。
④煮立ったら、もちあわとカボチャ、塩を加え、蓋をしてコトコト20分煮る。
⑤マカロニの茹で時間を逆算して加え、最後に味噌を入れ、仕上げに豆乳を入れる。


鬼まんじゅう

①さつまいもを1.2㎝角くらいのサイコロに切り、薄い塩水につけてアク抜きをする。
②小麦粉をふるった中へ、水気を取ったサツマイモを入れ、粉を十分にまぶし着ける。
③ぬるま湯に砂糖、塩を溶かし、これを粉に注ぎながら、手でこねて混ぜ合わせる。
④このタネを饅頭大に分けてまとめ、濡れ布巾を敷いた蒸し器で強火で20分強蒸す。


これだけ書いておけば、わかる人にはわかると思うのですが、
今日の講習では、2時間手順を教わりながら、みんなで協力してやりました。
今日使った場所は、初めて使う総合文化センターの調理実習室で、
どこに何があるか探しながらの講習でしたが、参加者みなさんが協力的で、
最後まで、楽しく講習を受けられたのではないかと思います。

できあがった料理を食べる時間には、参加者皆さんで自己紹介などして、
自然農に関心を持っていただいたきっかけなど、話を聞くことも出来ました。
今回は若い人が何人も参加していただいたので、その動機を聞いてみましたら、
やっぱり雑穀料理や自然農が、少しずつブームになっているのが伺えました。
自然農は単なるブームではないので、これから大きく広がっていくときに、
こうした講習が、その下支えになればいいと思います。

また2月の味噌造りまで、楽しく頑張っていきましょう!