モチアワとタカキビ

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今年初めて、自分で作ってみた雑穀は、
タカキビ、モチキビ、モチアワの3種類ですが、
収穫出来たのは、タカキビとモチアワだけでした。
すでに収穫を終えた、上の写真の状態から、
料理に使えるようにするまでには、もう一手間、
外側の殻を取ってやる必要があります。

さて、今日も終日とてもいい天気で、暖かく、
この天気は週末には崩れて寒くなると聞いたので、
雑穀の殻取りのため、急遽山の森さん宅へ行って、
籾すり機と精米機を使わせてもらうことにしました。
ついでに、トヨサトの半分だけを籾摺りして、
コシヒカリと食べ比べるつもりでもいます。

せっかくのいい天気なので、いつもとは道を変え、
寺尾温泉から山田温泉へと抜ける山越えで、
今年最後の紅葉風景を楽しみながら行きました。
山越えと言っても、走りやすい舗装道路ですし、
走っている車には、めったに出会わないので、
風景に見とれて脱輪しないことだけ気を付けます。

森さん宅へ行くと、たくさんの大根が収穫されて、
冬の保存食に、干しているところでした。
4.5人+3匹の家族なので、保存食も大量です。
小屋の中には、冬用の薪もたっぷり積まれて、
ここでも冬の準備は進んでいるようです。
一人暮らしとは言え、僕も見習わなくっちゃね!

先輩に教わりながら、籾すり機にかけた後、
まだ硬い皮を、精米機で柔らかくしてやります。
市販のタカキビは、完全に皮を取ってありますが、
今回僕のタカキビは、3分づきの状態です。
この方が、微量成分も逃さない気がするし、
命はなるべく、全体をいただきたいですからね!

大豆、小豆、ニンニク、ラッキョ、タカキビ等々、
少しずつ保存食が増えて、なんだか嬉しい。
雪で作物が取れない季節を前に、保存食を作る。
家族みんなで、そんな作業をしていれば、
連帯感だって強くなるでしょうね!