街を捨てて田舎へ行こう♪

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マスコミでは相変わらず景気が悪いと大合唱で、
あ○う内閣は、また膨大な借金を増やす経済対策をするようです。
中小零細企業を維持するためには、貸し渋らずにおカネを貸して、
行政は税金でそれらの利子を肩代わりしても、雇用形態を守る。
リストラされた従業員や、契約をうち切られた派遣社員には、
少しでも多くの仕事が回るように、また公共事業を増やすそうです。
800兆円の借金をさらに増やして、国中にお金をばらまけば、
さらにどこかの債権者は儲かって、貧乏人は何も変わらない。

いったい何故そんなにおカネにばかり頼ろうとするのか?
多くの人は、おカネがないと食べていけないと言うのですが、
彼らだって、おカネをそのまま料理して食べるわけではないです。
おカネが必要なのは、食物を手に入れるためだとすれば、
多少のおカネがあるうちに、就職先なんか探していないで、
増えている田舎の空き家を借りて、使われなくなった田畑を借りて、
自分で食物を作れば、リストラされる心配もなくていいのでは?
特に若い人は、ネット難民だなんて流行に乗る必要はないのです。

ところがどっこい、そう言う僕も農地は自由に使えないし、
空き家があっても、そう簡単には使わせてもらえないんですよね。
そもそも都会暮らしの若者に、田舎の家は使いこなせないし、
多種多様の専門学校や資格はあっても、田舎暮らしはわからない。
失業で有り余る労働力を、人手不足の田畑の管理に活かせないのは、
それを繋いで有効活用させる機能が、どこにもないからです。
常識的に考えれば、これが出来るのは政治と行政でしかないのに、
政治家も行政も、おカネを使うことしか頭にないようです。

小泉・竹中内閣で破壊され、安倍内閣で無茶苦茶にされた日本は、
同じ政党の誰がどう頑張ろうと、そう簡単には軌道修正出来ません。
今は金融経済危機よりも、政治政策危機の方が深刻なのです。
破壊されたあと、ずっと空白が続いている政治をどうするかは、
はっきり言って、今の民主党に全面的に任せられるわけでもない。
だけど政権交代は必要で、新しい政治論理と手法が必要なのです。
街へ、マネーへ、経済拡大へ、から大きく方向転換して、
田舎へ、自給生活へ、地域の自立へ、と舵取りをして欲しい。

この新しさと、意味と、必要性がわかる人こそ、
現在の社会問題を本質から理解していると言えるでしょう。
せめて、天文学的な借金を、これ以上増やさないでいただきたい!
必要なのはお金ではなく、安心して暮らせる社会作りなのですから!