「京都のお酢屋のお酢レシピ」

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酢の物が好きなので、なんとなく読んでみたくなった、
「京都のお酢屋のお酢レシピ」ですが、書いているのは、
実際に京都にあるお酢屋「飯尾醸造」四代目の奥さんと娘さん。
さすがに老舗の母娘は、お酢の甘いも辛いもよくご存知です。
しかも、単なるお酢を使った料理の紹介だけではありません。

お酢を使った料理と言えば、酢の物しか思い浮かばない僕には、
さまざまなサラダにお酢を使うくらいはわかるのですが、
麻婆豆腐や豚の角煮にお酢を使うと美味しいと知ってビックリ。
寿司用のご飯に、お酢を入れるくらいは知っていても、
ハチミツやジュースにも入れると知って、またビックリでした。

さらにこの本には、お酢を使った料理の作り方とは別に、
そもそもお酢にはどんな種類があって、どう使われるのか?
米酢、純米酢、玄米酢、果実酢、ぽん酢などの説明があって、
「ぽん酢」って商品名だと思っていた僕はまたビックリ!
語源は「ポンス」ってオランダ語だったんですね。

いえいえそれだけじゃありません、さらにおもしろいのは、
お酢の便利ノート」なんてコーナーがあることでしょう。
牛蒡やズイキのあく抜きから、サバやイワシの臭み取りなど、
料理のさまざまな場面で使える役立ち技はもちろんのこと、
バックなどの革製品の汚れ落としや、配水管のつまり取り、
さらにはウールの痛み止め柔軟剤代わりにもなるとのこと。

酢の物として食べるだけでも、大好きなお酢ですが、
こんなにたくさんの効用があると知って、使わない手はない。
これからは何種類かのお酢を使い分けながら、活用して、
もっと生活の中でも、お酢を味わい尽くしてみたいと思いました。
そういえば、余った米のどぶろくが、ややお酢化してきたような・・・

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