セクハラ天国JAPAN?

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ノルウェーで・・・セクハラされても沈黙、セクハラする人が得する社会、
今までの「当たり前」とは、さようなら・・・と訴えた女優たち

残念ながら、日本の権力構造におけるリーダーの多くは、
その成長過程で、パワハラやセクハラを当たり前に身につける。
そして自分が、パワハラやセクハラをしていると言う意識は、
驚くほど持っていないのは、同じ日本人として恥ずかしい。
だけどこれが現実だって事は、多くの国民が知っており、
それ故に国際社会では、日本における女性の地位は極めて低い。

昨年、伊藤詩織氏が当時TBSワシントン支局長だった山口敬之氏に
性的暴行を受けたことを告発したが「葬られてしまった」事件。
これなんか日本社会が女性や弱者に対して、人権を省みない実例で、
日本ではこうしたことが、当たり前にまかり通っているのです。
「すごく好きだって気持ちとぉ、胸を触りたいって気持ちとぉ、
 キスをしたいって気持ちが同時に湧き起こってる」などの発言。
そして情報を提供する代わりにキスを要求している、福田財務次官。

「アラサーの女性記者は、ほとんど被害に遭っています」
と言うのが、どうせそんなことだろうと思ってしまう現状がある。
すなわち日本の公務員で、上の方へ行く人ほど弱者を省みない、
弱い者を蹴散らす人でないと、出世しないのが公務員の世界なのです。
出世すれば何をしても良いと言うのは、いかにもアベノ独裁的で、
しかも悪いことをしている意識がない、恥ずかしい人たちです。

森友学園や加計学院のように、好きなように特区や税金を使い、
身内に有利な政治をして、行政や官僚まで私的に利用してしまう。
国会では口裏合わせのために、財務省までが隠蔽と改竄を繰り返し、
いつまで経っても真相がわからないまま、公務員は高給を受け取って、
なかには隠蔽の功労で、出世する人まで出てくる始末なのです。
この体質だからこそ、セクハラだろうと何でもありで、
訴えた人を犯罪者扱いまでして、平然とふんぞり返っている。

口先ばかりうまいアベノ独裁ですが、あっそう親衛隊長は、
辞めるどころか、セクハラを訴えた相手を法的に告訴を臭わす。
こんな大臣のパワハラ的な発言さえ、公然と出てくるような日本で、
女性が個人の名前を出して、抗議することはとても難しいのです。
これは池田信夫氏が言うような、単なるスケベおやじの問題ではなく、
日本の権力の体質そのものが、問われていることだと思います。

それにしても、この問題を記事にして取り上げた週刊新潮は、
よくぞやってくれたと思うし、公にしなかった朝日は残念でした。
記者が名乗り出なければ、セクハラはなかったことにする、
というあっそう親衛隊長の見解にも驚くし、弱者蹂躙も甚だしい。
作家で女優の中江有里さんは、自民党の下村元文部科学相
長尾敬(たかし)衆院議員らの発言に、「絶望的」と嘆いており、
社会のリーダーであるべき人の、意識の低さを嘆くのです。