元気な豆と雑穀
真夏の日差しをいっぱいに受けて、豆類や雑穀が元気です。
写真上の段は左から、モチキビ、アマランサス、タカキビで、
下の段は左から、青大豆、黒大豆、エゴマが見えています。
雑穀の生命力は強く、初めて植えた朝から旺盛に茂っていましたが、
豆類は最初うまくいかず、いろいろ試行錯誤を繰り返しました。
苗にして植えたこともありますが、今は直播きでこの通り。
最初は草原をそのままに、種を撒く部分だけ草刈りして、
その部分に種をおろすだけの、原始的なやり方をしていました。
しかしどういうわけか発芽してまもなく、消える新芽が多く、
何かに食べられているようだし、草が多くてその相手も分からない。
そこで別の場所で苗を作って、苗植えのやり方に変えてみたら、
うまく育ちましたが、手間暇が掛かりすぎて困りました。
そこでもう一度、直播きに戻すことにしたのですが、
状況をよく理解できるように、畝の上も畝間も草刈りを徹底。
するとそれだけでも、大豆の成長率は格段にアップして、
欠ける場所は、虫に食われるか地下に原因があるとわかりました。
虫に食われるものは、風通しをよくすることで防げるとわかり、
地下はモグラの穴を潰すことで、かなり改善されました。
苗が育たなかった場所は、大型ナイフで地下の空洞を潰し、
もう一度種を撒いたり、他の場所の苗を移すことで解決です。
米の田植えと草取りが順調で、日程的に畑も見られたことにより、
畑の異常に早く気がついて、種を蒔き直すことも出来たと言えます。
あまりギリギリの日程では、やるべき事が中途半端になるので、
余裕をもって作業することが、うまくやる秘訣かと思わされました。
この他にもモチアワやサツマイモ、ジャガイモ、ゴボウなど、
さらにはナス、キュウリ、トマト、ズッキーニ、カボチャ、スイカ、
トウモロコシ、里芋、インゲン豆、ゴーヤ、ツルムラサキ等々。
今年の畑は今のところ順調で、秋の収穫も楽しみになっています。
キャベツやブロッコリーなども、例年より収穫できているし、
このまま台風や豪雨の被害がなければ、豊かな食卓になるでしょう。